デジャヴ(2回目)

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<あらすじ>
 あるフェリーで,しかも数百人の客を乗せた船で 大勢の命が犠牲となる大爆発があった。 その事件の捜査を当たっていたダグ・カーリンはある女性の変死体を目にする。 不思議な点ところの多いこと、また 死ぬにはもったいないくらい若い女性だとうこともあり,これをきっかけにダグは集中的に事件を洗うことに。 死んだクレアという女性の家を探っていると、自分の声が残った留守電が残っていたり、まるで自分に当てたようなメッセージが残されていたりと何かと不自然なことが多かった。
 やがて、ダグはある特別捜査チームに参加することになる。  彼らの捜査本部には大きなスクリーン。そこに映っていたのは、なんと四日半前の映像…しかもそこにはある秘密が隠されていた。 過去が現在に中継されている。 この衝撃的な事実を目の当たりにした,ダグはフェリーでの惨劇を,クレアを救うため 犯人を過去を映す鏡から,犯人の足跡を追っていく。

<感想>
 一度映像を見たら、目が離せなくなる。 なんとも不思議。 『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開されて間もない頃だっただろうか、その製作者が!という,うたい文句に誘われて行ってみた思い出がある。 しかし、大航海時代から一気に現代に舞台は移り、しかもジャンルがサスペンスということもあり、どんなものかと思って見に行った記憶がある。 しかし、やはり 疑うべきではなかった。 この映像の繊細さと生々しさがやはり,うたい文句にうなづかざるをえない。 テレビに映し出された映像とは言え、やはり映画のスクリーンで見たあの色と同じである。
 過去に起きるできる大きな出来事は、やはりどんな力を持ってしても止められない。 だが、少しそらすことは出来るというSFチックな要素もある。 “起こることは、必ず起こる”なんて言葉がとても印象に残った。 だけど、最悪の事態をどうしても避けたかった,ダグがとてもかっこよかった。  口を濁す特別チームのエンジニアたちの心を動かし、予言書になるメモを送るアイデアを提案したどころか、自分の身の危険を顧みることない。 そこまでして、過去を変えたかったダグ…その執念は凄い。
 やはり、印象的なのは過去と現在を同時に見ているダグのカーチェイス場面。 時を越えて、姿こそ見えないが 犯人の追跡をするという,なんともスリルある展開は最高である。 現在では見えていない敵を追いかけるというのはどんな気分なのだろう。 同じ場所でも違う状況にあるなか,犯人に近づけそうで近づけない,そんな接近戦が中々面白い。
 過去を変えられると信じるダグ。 しかし、やはり時のサイクルには逆らえない。 ダグがこの事件を調査し始めた頃に 見つけた数々の謎が解き明かされていくという状況は衝撃だった。 本人が気付かないうちに運命のとおりに,自身が動いているということが。 しかし、それ以上に謎なのが、同じ時の中に存在した過去と未来の主人公の運命はどう変わるのか… だから、最後の展開は,時の軸にどう影響を及ぼすのかや、 ダグの命はどうなのかとか、すごく気になるミステリアスな締めくくりが、とても良いし,結果的に面白い映画としているみたいだ。
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by jd69sparrow | 2010-06-18 23:33 | 映画タイトル た行