One for All, All for One

One for all...

どこかで聞いたことありませんか?

日本語にすると

『一人は(が)みんなのために』である。

それに続くのが

All for one...

『みんなは(が)一人のために』


私の記憶が確かなら

これはある野球青春漫画…というか

ドラマで掲げられた言葉である。

(それとも、シンクロの方か?)


これはその漫画から生まれた言葉とばかり

思っていたけれど

もっと早くこの言葉をかかげた人物がいたのだ。

それは数百年以上前もの昔で

時は戦国時代!


なんと…


石田三成の言葉なのである。

というより、ポリシーみたいな感じかな。

または、会社で言えば「社訓」。


“一人がみんなのために,みんなが一人のために”

なんて熱い言葉なんだ。

しかも三成の言葉だったなんて!

さらに!さらに!

あの『関が原の戦い』での言葉!!!!!!


NHKの番組に寄れば

この戦での三成の敗因は

”経験不足”と“(三成の)不安”だったそう。

経験は家康が遙かに上回り

味方には裏切り者に

自分をよく思わない者がいる。

こんな不利なことはない。


家康を叩こうにも

自分のために立ち上がってくれる者など

ほとんどなく、

他の武将の名をあげてやっと陣営が出来るという,

なんとも寂しいことか。

秀吉や左近のように三成を

認めた人たちもいた。

けれど、三成は人に自らの思いを伝えるのが

苦手だったと見える。

既に出来上がっていた周りの自分への

評価も関係するのだが。


皮肉にも家康に加担した者たちは

悲劇の結末を迎えている…


後悔はあとからついてくる。


秀吉亡き後も

主の遺した言葉に従った。

石田三成…忠義につくす真面目な武将。


彼は「一人はみんなのために…」と言う言葉を

戦を目前に控えたときにかかげた。

そうすれば、仲間も自分自身にも

幸せが帰ってくる。

そう考えていたようだ。


戦いはSWシリーズ,エピソード3“シス”のクライマックスのよう。


三成の想いが仲間達に伝わっていたら…

時は残酷すぎる。

三成の精神が,想いが届いていたら…

どう変わっていたのだろうか。

大奥は生まれただろうか、

そもそも「徳川幕府」は誕生していただろうか。


確実に日本は変わっていただろう。


思うに、信長のように大胆で,時代に切り込む力、家康のような戦略ののよさ、

三成のような仲間を思う精神が一人の時代の先駆者にあって

表れていたらなぁと思う。


歴史に残す偉人には

それぞれ輝かしい長所があり、

彼らの個性がバランスよくあればいいのになぁって。


「一人はみんなのために…」の言葉を

知った今、石田三成の言葉を後世に伝えていきたい。


戦いに敗れようとも

この精神は生き続ける。

三成は不器用だけれど、その魅力に惹かれつつある。
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by jd69sparrow | 2010-07-28 23:38 | 独り言。