復活の時。

私は擬人化モノと同じくらい、

ヴァンパイアものが好きである。


だからよく想像することがある。

何がと言うと

気に入っているヴァンパイア映画についてなどだ。


そのヴァンパイア映画の魅力というのは

容姿端麗な吸血鬼が

血を奪うシーンがまず一つ。

映画の中には

そこを野獣のように,大胆に描写するものがあるが

私はそれはあまり好きではない。

大胆すぎずというか、

ヴァンパイアものならば

そこも美しくあるべきだ。


普段、「美しい」」だなんて言葉は

滅多に使わないけど

ヴァンパイア映画を語るときだけは

使うようにしている。


血を奪う以外の魅力としては、

個人的に

復活の描写である。

『ドラキュリア』、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、

そして『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』だ。


『ドラキュリア』は

ちょっとグロテスクめなところから

登場し、ふわっと

瞬時に美しい姿に変わるあの瞬間が良い。


『インタビュー~』は

前半ではなく、後半にある場面。

もちろん、途中にもある。

それはあまりにも不気味だが

最後の場面でのそれの方が好き。

長いスパンが空き、

ルイが訪れた時はおびえるばかりのレスタトだけど

夜の光の正体を知り、

そこから場面が変わる。

ルイの恐ろしさで少しおびえつつも

車を飛ばす記者。

そこに突如として現れたレスタト。

記者が恐怖による叫びをあげる間もなく

レスタトの牙がおそいかかる。

完全なる復活を車から流れる音楽ともに

嬉々として喜ぶレスタトの姿が

可愛いというか、

ちょっとブラックユーモラスな感じがして良かった。

そういえば、レスタトが主人公なんだよなぁと思ってみてた。


最後に『クイーン~』は

特に印象深い。

ここでも登場するのがレスタトだ。

彼の復活は

ヴァンパイアものらしい復活で凄い好き。

その引き金となったのが

ロックバンドの演奏とちょっと意外だが。

石造りの棺の中からの復活。

棺の蓋がそろりそろりと開き,

その隙間から

青白い指先だけが出てくる

あの場面が一番好き。

その後、復活前の姿を見せることなく,

フードで顔を隠した状態で

復活後 初の狩りをして、

すっかり現代人っぽくなった上で

衝撃的な登場する場面も中々の印象強さだ。


だから、この瞬間を

何度となくこれらの映画に出会ったその日から

オリジナルで物語として想像したものだ。
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by jd69sparrow | 2010-08-21 15:57 | 独り言。