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関が原のような…

あまり多くは知らないけれど

『関が原の戦い』は

凄く印象に残る戦であり、

戦国の時代を大きく動かしただろう。


裏切りや敗北の末、

石田軍はボロボロとなり

総大将も戦の後に

無念の死を迎える…


私は、不利な戦いでも

果敢に敵へ挑む戦士の戦いを,

息を呑むような

壮絶な戦いを関が原と例える。

そう連想させられるのだ。



今まで見た物語の中でそう思ったのは

二つ。

『スターウォーズ/エピソード3』と『ハリー・ポッターと死の秘宝』である。

そして新たにもう一つ。

それは…

『ワンピース』の海軍、黒ひげと最狂な海賊軍団に…

ルフィに白ひげ、白ひげのために集った

世界各地の同士たちの

壮絶なる戦いである。


三つに共通するのは

あまりにも悲しく、そして衝撃の走る“犠牲”…

さらに それぞれ 差はあるだろうけど

劣勢な戦いであるということ。


そうそう…

『ラストサムライ』も

その仲間に入りそうだ。


勇士たちがそろい、

たとえその身がボロボロになろうとも

命つきようとも

最後の最後まであきらめない。



敗北などない。



『ラストサムライ』と『ワンピース』に

関しては、

敵になる相手がなんとなく共通している上、

形の上ではその敵が勝利を

おさめてはいるものの、

事実上はその逆である。


『ラストサムライ』の

主人公は、一人生き残るけれど

三成の最期とは違い、

だけど 大切なものを敵に渡すことに

関しては似ていると思う。


『犠牲のない世界などない』

…というような言葉が『BLEACH』であったけど

紛れもない真実である。

漫画や映画、ドラマ…色々カタチはあるけれど

“戦”のある作品には

こうしたメッセージがある。


20世紀、日本を恐怖に陥れた世界との戦いもそうだ。

「死ぬまで帰ってくるな」と言われ、

戦地に出された若者たち…

彼らはどんなに相手が強くても立ち向かった。

そういうことを考えるとやはり、

『関が原』につながらなくもないのかなとか思ったり。


こうした戦いは、

勝ち負けとかではなくて

勇士の戦う姿が、思いが人の心を

つかむのだ。

どんな結末をたどろうとも

私たちはただ見守り、少しでも多く知るよう務めるのである。

それこそ、見て聞いて、知る目的だ。

by jd69sparrow | 2010-08-19 10:31 | 独り言。