美女と野獣(3回目)

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<あらすじ>
 ある国の王子様。 甘やかされて育った王子様は,一晩の宿を求めて城へ訪れた老婆のいう“見た目で判断してはいけない、人の心の美しさを見逃してはならない”という言葉の真意を理解することが出来なかった。老婆の醜さを見た王子様は老婆を城へ通そうとはしなかった。 しかし、その瞬間老婆は美しい魔女へと姿を変えたのである。 本来の姿に。 後悔するも,時すでに遅し。 呪いで王子様は野獣の姿に,召使たちはモノへ,さらにお城も見るも恐ろしい姿に変えられてしまったのである。 魔法の薔薇の最期の一枚の花びらが散るまでに 愛を知り,愛されることが叶わなければ永久に醜い姿となってしまう…呪いが解ける日が来るのか…己の醜さを恥じた王子様はすっかり心を閉ざしてしまうのだった。 月日が過ぎ、ベルという名の希望の光が現れる。 果たして王子様は愛を学ぶことが,愛されることが出来るのか。

<感想>
 もう何度見たことだろう。 何年か前にテレビで放送された以来ずっと見ている。 あくまで個人的感想だが、長い時間,その余韻に浸れる作品はそう多くない。 見終わってからしばらく経っても,頭の中で何度も映画を思い出して,想像を重ねる。 そのたびになんだかワクワクする。 まるでお酒でも飲んだかのようにしばらく余韻に浸る。 たとえ酔いが覚めても,再び味わえば,またその楽しい気分と余韻をかみしめることができるのだ。 
 3D映画。 と、言っても『バイオハザードⅣ』のように3Dで最初から作られたものではなく,2Dかあ3Dものだと思う。 「だと思う」と言ったのは2Dと3Dとの違いを見た目上でしかわかっていないためである。 しかし、今まで何度か3D映画は見てきたが,今回の『美女と野獣』ほど3Dを肌で実感して感動したものはない。 確かに過去に見たどれも立体感はあるのだが。 つい前回見たのが数ヶ月前だと言うのにプロローグの部分で既に感動したし、こんな描写あったかな? もしかして未公開だった場面を今回のために追加したのかな?などと想像したりもした。 文字通り,この場面でスクリーンの中に引き寄せられる気分である。 お城がバックに森が映し出され,ナレーターが入るとどんどん城がアップされていく,ちょっとスピード感のあるこの,プロローグは奥行き・立体感が鮮明に出ている。 全体を通して巧に3Dの長所が活かされている感じ。 たとえ広い劇場の後ろの席に座っていても,手を伸ばせば届きそうな距離にスクリーンがあるかのよう。 物語の中に入ったみたい…とはこのこと。 だから、もしまだ本作をご覧になっていない方がいるならば、是非、3Dを劇場で観て頂きたい。
 ベルのオープニングを飾る歌にまずグッと来る。 映画館で見れた喜びをここで実感し始めるのである。 しかし、前に触れたが この場面で忘れているだけなのか,それとも追加されたのかはわからないが見覚えのない場面があった。 けれど、そこもまた3Dの良さがフルに活用されていると言える。 ベルが街の中心の通りを歩いていく,ちょっと遠目で映し出される場面である。 その他にもプロローグのお城の場面にもあった。
 前回見たときはここまで感動したかなと思う場面がいくつかあった。 それをいくつか例であげると,ベルがビーストに狼から救われる場面。 たくましくも集団で動く狼たちを蹴散らし,ベルを救うビースト。 力果て,ベルを見つめたかと思うと地面にぐったり倒れるところ…目頭が熱くなった。 さらにもう一つ。 それは一番のクライマックスと言える最後の方のくだり。 ガストンと戦った後,そこでの深い傷で瀕死にあったビースト、命が尽きたように見えたとき,ベルの愛で全ての“呪い”が解けるところがやはり感動である。
 何度も観てくると、起こることなのか。 それともあまりにビーストが王子様に戻った後のくだりの長さが魔法の如く短いせいなのかはわからないけれど、ビーストの初登場シーンからずっと,ビーストを見て、想像力で王子様の姿に置き替えて観ていた。 王子様の姿だったら、このような表情ではないか?と想像するのである。 鑑賞後も、同じように想像して余韻に浸った。 それだけビーストの表情はとても豊か。 中には王子の顔に置き換えたくない,ビーストならでは愛らしさというか、特徴の出る場面もあるが。 だからこれから初めて観る方、“3D版”を初めて見る方も,はたまた 3D版をリピートする方も是非…この楽しみ方を試していただけたらと思う。 ちなみにだが、エンディングロールも是非観て欲しい。 というのも、エンディングに流れる原画?の数々が実によりどりみどりで、ベルのいろんな表情も観れるし、さらにさらに数少ない王子様の表情も白黒ではあるが観れるからである。
 きっと二回以上観てもよいし,たとえ、3D料金で高いにしてもそれだけの価値がある。 もちろん、DVDなどで観ても感動は味わえるが,最低1回は3D観ることをオススメする。 是非、ご鑑賞あれ!


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◆第1035回 歴史では何の日?◆

1035年 平安時代 『園城寺・延暦寺の僧徒争う』


※資料参照、また『第』とあるの記事投稿が『第〇回』であり、

このコーナーが続いてるわけではありません。
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by jd69sparrow | 2010-10-31 21:27 | 映画タイトル は行