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たぬき。

四十年以上に渡った独裁政権の崩壊。

リビアは歴史的な一つのピリオドを打った。

次のリーダーは果たして…

これだけの民主化運動が行われたわけだし、

また新たな独裁リーダーなんてことは ないだろうけど…


思えば 国のリーダーが「大佐」というのは

実に異例である。

故人が遺した言葉には一理あって、

一種の革命としかいいようがない。

27歳にして当時の国の代表を潰し

トップにのし上がったということになる。


若きリーダーの誕生は

希望にも思えなくもないが、

政治経験がないのは やはり出るものなのか。

彼がトップになるまでに、どのような経緯があったのかわからない。

「革命」と言いながらも

あまりに 国民無視な政治。

就任まで期待していたが、蓋を開けてみれば…なんてところだろうか。


「独裁者の最期は哀れ」という言葉には納得がいくだろう。

今回の場合もそうだ。

隠れていた場所が かつてのトップとは思えない場所で

拘束された姿も あまりに哀れだ。


唯一、大佐の尊敬できる点は

国外へ逃亡しなかったこと。

政治を行っていた場所から離れたものの、

故郷に帰り,

そしてこんな言葉を遺したのも印象的。

「私は、リビアで生まれ、リビアで最期をとげる」

…という感じの言葉。

その点においては堂々としていたと思う。


まだ似たような境遇の国はまだあると思われる。

日本の近くにも…。

そのうちの一つは 崩壊するのも時間の問題かもしれない。


しかし。

この大佐の一件で一つの疑問が。


「大佐と思われる


という点である。

このことに疑問に思う人も多いはず。

昼間のワイドショーの司会者も そこを強調していた。


物事というのは

疑いだしたらきりがないのだが

やはりメディアだけの情報だと 色々憶測が生まれる。


かつて、徳川家康がそうだったように

「影武者」がいて

死亡したと思われた家康が実は生きていた。

…という歴史的史実もある。

それが実のところどうだったかは定かではないが

まんざら ありえないことではない。


独裁者や権力を持ちすぎた人間は

頭もキレるはず。

大佐の一件も,もしかしたら 見せ掛けかもしれない。

しかし、世界的に報道されたことから

仮にもしもがあったとしても

表には出てはこれないだろう。

でも、テロ事件がどこかであったとして

その首謀者が…ということも可能性はあると思う。

by jd69sparrow | 2011-10-22 06:26 | 独り言。