コールドマウンテン

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  ジュ−ド・ロウ(「クローサー 」)、 二コール・キッドマン(「奥様は魔女」)、 レニー・ゼルウィガ−(「シンデレラマン 」)主演のヒューマン&ラブストーリー(どちらかというとヒューマンもの)。つい最近公開されていたと思っていたが公開されたのは二年前。劇場には見に行かなかったけど それだけ気になっていた映画なのだ。  ナタリー・ポートマン(「スターウォーズ 」エピソード1〜3)が出演していたことは映画を見て初めて知った。 全体からみるとほんの少ししか出演シーンはないけど、主人公(の一人)が出会ったキーパーソンというか 大事な役所であるのは確かだと
言えよう。
 戦争モノだと思っていたけど、(私の解釈だが)それは根底に過ぎず 彼を待つ女性とその彼女のもとに追われ身になりながらも帰ろうとする男性とのヒューマンドラマだったのだ。
 時代は南北戦争末期、脱走した兵は罰が下され 追われ身となり こういう言い方が正しいのかはわからないがその場で処刑される、そして脱走兵をかくまった者、例えそれが家族であっても無残な方法で葬られてしまうという 暗黒の時代の話なのだ。 どこの国でも戦争という時代は残酷さが離れることなくつきまってくるものなのだと改めてわかった。
 しかし、この映画は暗い映画だとは断言できない。戦争が一つのテーマとして描かれているとはいえ、明るい要素も多く含まれているのだ。舞台が山中なので広大な自然やそこに住む人々の陽気な生活をも描かれているのだ。戦争という現実を目の当たりしながらも、その現実に負けずに力強く生きていく様子はぐっとくる。インマン(ジュ−ド)を待つエイダ(ニコール)が住む村には美しいカントリーロードが広がっている。
  レニーと言えば、「ブリジット・ジョーンズの日記 」だが 「シカゴ 」での彼女も印象的。 「コールドマウンテン 」ではエイダの心強く、頼りがいのある しっかりした女性(ルビー)を熱演している。このひたむきさ というか前向きさは“ブリジット”につながるものがあると思う。
 見所はただ ひたすらにインマンの無事を祈り、待ち続けるエイダが強い女性へと成長していくさまと、エイダを想い続け、道中で会う人々に支えながら一心に彼女のもとへ(いろんな障害をこえて)目指して前進する様子である。 始めから終わりまでとても美しく施されている、小説が映画化されたヒューマン・ストーリーは心を強く打たれるものがある。
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by jd69sparrow | 2005-10-20 00:09 | 映画タイトル か行