ブルース・オールマイティ

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 とてもジム(・キャリー)らしいコメディ映画。個人的にモダンなコメディに出ているジムが好きだ。 彼の主演作はどれもおもしろい。 中でも「マスク」やこの「ブルース・オールマイティ」。 2つに共通して言えることは共に現代社会が舞台となり,ジムがハッスル(暴走)していること、そしてアクセル全快なところだろう。 
 ジムを例えるとしたら,中身がそれぞれ違い,何が出てくるかわからない胸がわくわくするようなお菓子や宝箱、あるいは宝石箱のよう。 彼のユーモアとアイディアの箱の中からは限りなく輝くものが出てくるのだ。 いつもアクセル全快で映画づくりに臨む彼は頭のきれる役者だ。 映画のストーリーや進行のほとんどは(よくは知らないが)脚本家や製作者、監督が軸となり動くものだと思うのだが、ジムの場合は違う。 ジムは役者でありながら製作者の一員のようである。 よくどこかで耳にするかもしれないが、“1つの問いに100の答えを出す”という才能の持ち主であるのではないだろうか。
 彼の頭の中にあるアイディアのレパートリーは私たちが想像するより遥かに多いのだ。 DVDの特典でついてくるメイキングを見てみるとそれがよくわかる。 前もって用意してくるという域を超え,その場ですぐアイディアが次々とわいてくるという感じ。 役者としてだけでなくコメディアンとしても熟練しているのがジム・キャリーなのである!
 「ブルース・オールマイティ」を見てわかるように 演技においても気合が入っているし、何よりポイントなのはユーモアはもちろんだが,ふさふさの髪にぱっちりした目、そして白く整っただ。 そして笑顔が似合い,その笑顔は幸せに満ち溢れている感がたまらない。
 今更ながら気づいたことがある。 それはジムが長身で体が程よく引き締まっているというという点(しかもバランス的にも申し分ない)。 この映画を見て初めてそれがよくわかった。 多分ジムの体のラインがくっきり出る映画を今まで見たことがないからなのだろう。
 「ブルース・オールマイティ」は、ジム・キャリー(「エターナルサンシャイン」)とモーガン・フリーマン(「バットマンビギンズ」)の2人が共演したコメディ、見方によってはヒューマンだ。
 モーガンと言えば「セブン」や「ミリオンダラー・ベイビー」などシリアスな作品の出演が印象があったのでコメディへの出演は少々意外だった。 
 内容はブルースという男の人間としての成長を見るというのが1つのとらえ方であり、何をやっても駄目な男の人生のリトライまでの過程を描いた,先ほども述べたようにコメディであり、ヒューマンとなっている。
 人が誰しも一度は犯してしまうような失敗や人に対する想いがこの映画のストーリーの中にあり、それは共感できるところがある。 
 腹をかかえて笑い転げてしまうようなところもあれば感動があったり、人生の教訓なような部分もあった。 ラストには驚く仕掛けが...!? 
 主人公のノリの良さはアメリカン映画らしく、ちょっと大げさにも感じるがわざとらしがなく自然なのがミソだ。 
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by jd69sparrow | 2005-11-25 17:47 | 映画タイトル は行