レジェンド・オブ・ゾロ

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漆黒の愛馬にまたがる黒いマスク、マント、帽子と黒ずくめの,民衆の英雄ゾロがアメリカの(メキシコ)大地を駆け巡る。「マスク・オブ・ゾロ」から約7年とい月日が流れた。 再びアントニオ・バンデラス(アレハンドロ/ゾロ)キャサリン=ゼタ・ジョーンズ(エレナ)マーティン・キャンベル(監督)、スティーブン・スピルバーグ(製作総指揮)などおwはじめとする実力派のキャスト・スタッフの方々による“映画人”が再結集した。 前回と大きく変わったのは主人公のアレハンドロこと“ゾロ”とエレナの関係。 夫婦で子供もいるということ。 設定でも10年、第1作目が公開してからもほぼ同じ分、時が過ぎているということになる。 ラテンの魅力を解き放ち,ちょっとスペインなまりの英語とセクシーさでツボをつかむバンデラスは、実際も結婚をしていて、役者であり父親でもあるという役により近い,というよりむしろ同じ環境下にあるので それが作品にも強く生きているのだと思う。 「レジェンド・オブ・メキシコ」のようなワイルドな役柄も演じつつ、「スパイ・キッズ」のような今回のこの作品と同じ、親子の絆がテーマの作品にも出演されているので“パパ”といイメージがついてきていることも確か。
 40代半ばで、こんなにもスタイリッシュな身のこなしができ、スタントにも挑んでいくというのはちょっとやそっとでできるものではない。 鍛えられた体を見ても若々しさがなおもみなぎっていのがわかる。
 ロマンチストが言うようなくさいセリフは西洋系などの外国の方々が口にすると、日本人からしても、外国の方々からしてもいいtころになってしまうだろう。 そんなセリフ」をバンデラスはさりげなく自然に表現している。 もう一つ、やんちゃ坊主さながらの童心が大人の男になってもあるというのは理想の姿・あり方の条件と言える。
 ゾロは人々を救いたいという強い責任感、家族を大切にしたいと願う心、さらに少年のようなところがあり、それは映画をより明るく快活なものにしている。
 ゾロとつながりのある人たちのほとんどはタフであることにまず驚き、特にエレナ、ゾロ(アレハンドロ)の息子ホアキンのデ・ラ・ベガ家は、「フルハウス」のターナー家を思わせるノリのよさとユーモアがおもしろいところ。 それによってだんだんと話が進むにつれて楽しさを増してくれる。ゾロの愛馬トルネードからホアキンにいたるまで。
 ホアキンは父親ゆずりのすばしっこさと力強さと、母親ゆずりの賢さを兼ね備えたジーニアスな10才。 ホアキンを演じるアドリアンくん自身も母国語のスペイン語だけでなく英語もすらすらというのはあるものの,日本人の子供が義務教育で英語を学んでも話せないケースが多いのに、こうもベラベラと話せるというのは敬うべきだと思う。
キャサリンが演じるエレナもまた前回よりパワーアップし、アクションシーンもだいぶ増えている。 ふわふわなドレスを着ながら、次々と技をクリーンヒットさせていくのはかっこよく,かっこいい女優を選ぶなら まずアンジェリーナとキャサリンは相場としてあげられる。 ヒーロー一家というか、格闘一家というか...
 人間味のあふれる英雄ゾロ。 キャンベルやスピルバーグがこだわったロケによりリアルなアクション、最後の決闘シーンは大がかりでダイナミックに表れている。 誰もが気持ちよく,それでいて満足できる結末を良ければ、古典的な仕上がりもまた良し。
 19世紀半ばの豪華な衣装、“カルメン”のような(というか実際に使われていると思うが)美しい音楽もこの映画らしさが100%出てて、ひのうちどころがない。 ツッコミどころがあるのも、アクションコメディ的なところも同じく。
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by jd69sparrow | 2006-02-20 19:59 | 映画タイトル ら行