レオン

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 裏の世界で働き、生きるレオン(ジャン・レノ)。 彼は与えられた使命をひたするこなし抜け殻のように心は空っぽになっていた。 そんな時、12才の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)に出会う。 家族を失い孤独なマチルダと裏社会の孤高でプロの仕事人レオンと二人の普通じゃないけど平穏な共同生活が始まる。
 影から気配もなく音もなく現れ標的を狙うレオン,狂人じみた悪役で どう見ても紳士の中の紳士のスタン(ゲイリー・オールドマン)の両者ともに同じ世界に住んでいてしかもかっこいい。 レオンは裏の仕事人であり感情のないようなイメージに見えるが人間味のある部分や普通に男としてのかっこよさ、そして時々見せる間の抜けたような表情がありおもしろい。 裏表がなく常に一つの直線の上を進むようにストーリーも展開していく。 一度に二つを交互に進行していく話もおもしろいけれど一つに絞って念入りに作られたこの映画もまたおもしろいのだ。
 ゲイリー・オールドマン演じるスタンは冷酷で非常な男、真上からのショットのシーンはとても根強く残っており,「レオン」を思い出すときこのシーンをまず思い浮かべる。
 レオンとマチルダがまるで親子のようにあるいは恋人どうしのように お互いがお互いに生きることの実感という良い影響を与えていく、ドラマ的な部分もおもしろいところならば 追い詰め追い詰められるところはサスペンスでこの緊張感もまたおもしろいところである。
 レオンは求めていたものを得ることができ、ある意味幸せなときを迎え、マチルダは新たな一歩を踏み出し、そして決意し成長する。 日が上り沈むようなラスト。

        
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by jd69sparrow | 2006-03-08 17:43 | 映画タイトル ら行