リトル・ダンサー

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 “♪僕は生まれたときも踊ってた 墓に入る時も踊る~”という感じの主人公の少年ビリーの行く末を暗示するような歌は耳に残り 物語が進むための羅針盤とも言うべきか。
 ビリーは本当に踊るのが好きなのだ。 男ばかりの家で毎日を過ごし、ただなんとなく日々を送っていた。 後にバレエに出会うことになる。 そんな少年のバレエに熱中してく様子がおもしろい。
 自分の気持ちを素直に踊ることで表現する、それは喜びであったり悔しい想いだったりとか喜怒哀楽に表されるのである。 特に喜びや踊ることの楽しさを体で表現するところはとてもいきいきしていて微笑ましい。 ちょっとおませで踊り好きの男の子なのだと思った。
 いうなればヒューマンコメディドラマだ。 ビリーとその家族の日常は基本的に静かなのだが,どこかおもしろい。 特にバレエと格闘する過程や踊ることが楽しくて楽しくて あるいは嬉しくて嬉しくてたまらないときのビリー。 
後半からはそのようなおもしろさだけでなく、感動的でバレエダンサーの卵から立派なダンサーとして成長していく主人公が、そんな中で壁にぶつかり悔しい想いをするけれど それをも乗り越えていく様子が第一の感動。
 第二の感動は父親と兄の心の変化とビリーへの想いが多く描かれる点である。 ないように見えて後半からだんだん見えてくる彼らの愛情に心打たれる。 後々それがわかればわかるほど、あるいは最初の時からの変化が大きければ大きいほど感動がより深まってくのである。 
ラストはとても美しくたくましく成長したビリーの姿がありとてもよかった。
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by jd69sparrow | 2006-03-10 17:24 | 映画タイトル ら行