スパイダーマン2

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 正義のヒーロー・スパイダーマンには正義のため人々から求められ、子供たちの憧れる存在となる。自身もその期待に裏切らない大きな責任が課され、誇りをかけた運命を担っている。“「スパイダーマン」では人々から見たヒーローとはなんなのか、何をスパイダーマンに求められているのか”、そして新たな壁にぶつかったピーターにとって“ヒーローとはなんなのか,どうあるべきか”という疑問が浮き彫りとなる。1作目でもそうだが,ヒーローとはなんなのかを最大の問題としてていきされている。
「大きな力には大きな責任がともなう」という言葉と叔母の“人のために力を使い誇りを持てるようにする、そのためには「自分の夢さえもあきらめなくてはならないことがある」
という教え、その「人の特別な力や才能は神から授けられたもの」というようなDr.オットーの言葉が主人公の心を動かし成長へとつなげていくのだ。そういった意味で感動ドラマである。
 スパイダーマンの目の前には至上最強の敵とうたわれた“ドック・オク”が出現し,ピーターはメリー・ジェーンへの想いと恋を持ちながらも自分の責任を果たす義務を背負い,そのために遠ざかる彼女との距離、その上親友ハリーとの溝も深まっていき、悩みもまた深まっていく。悩み苦しめられる中、背後には“ドック・オク”の影がせまる。試練を与えられたのだ。
 前回より,より柔軟性に長け,壁にはりつく姿も飛び回る姿も蜘蛛そのものにかなり近づいたよう。それは依然に増し力が強まっている。
 “アメージング・スパイダーマン”という題で始まった,スパイダーマン・シリーズにはまだまだたくさんのエピソードがあり、ユニークな敵も多く登場しているらしい。一作目はグリーン・ゴブリン、二作目は早くも最強の敵ドク・オクが登場。「2」に続く続編「3」ではどんな敵がでるかも期待高まるところ、そしてシリーズもどこまで続くかも気になる。
 ストーリーのおもしろさはもちろん,もう一つ好きなところがある。それはオープング・シーン。前回も見る者を“スパイディ(スパイダーマンの愛称)”の世界に引き寄せていくものがあったが今回では前回でのその演出に加え,やわらかくクリアなアーティスチックな仕上がりになっていてオープニングの映像でスパイダーマン誕生から今に至るまでの説明がされているのが印象的でこれから始まるもののおもしろさを予兆として見る者をいざなっているようだ。
 
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by jd69sparrow | 2006-04-19 00:11 | 映画タイトル さ行