tokyo tower

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 年の差を感じさせない恋人たち。トオル(岡田准一)とシフミ(黒木瞳)、コウジ(松本潤)とキミコ(寺島しのぶ)の4人の恋の物語である。大学生のトオルとコウジはそれぞれが年上の,家庭を持つ女性たち(シフミ、キミコ)と惹かれあっていく。あってはならない恋なのかもしれない、だけど2組のカップルの恋愛模様はロマンティックでほのかに温かい炎のようだ。
 トオルとシフミの恋は二人が求めていたものがお互いにあり、これこそが本当の愛のよう。二つのリンクした大人のラブストーリーである。 
トオルが「恋はするものではなく落ちるものなんだ」と悟るあのシーン、そして水中の中に身を沈めるあのシーン(とても絵になる)は素直に「素敵だな」って思う。同じ夜空の下、同じものを見つめる二人は別々の場所に立っている。夜景を彩る東京タワー、なんてきれいなんだろう、そしてそれは太陽が沈み,明かりが消えた真っ暗な空になんて映えることだろう。夜の東京タワーと二人の恋があわさる。
トオルとシフミの恋は徐々にただただ惹かれてあっていく純粋さがあり、コウジとキミコとの恋は何度もぶつかりあい離れても心の奥底ではお互いを忘れられずお互いがお互いを想い続け惹かれあっていく恋である。
トオルとコウジ、シフミとキミコと見てみると全く違うタイプで違う恋をしていくけれど本当に求めるものは違うようでどこか少しシンクロしているように思えた。シフミは静かで大人な女性で自由を、キミコは退屈感ややるせなさからの脱出を求め癒しを必要としていた。キミコの情熱を感じさせるステップがまた強く燃え滾る炎のように熱く,高らかと響いていた。その情熱は彼女の恋愛に対する想いを表すかのように。
この物語はロマンティックに始まりロマンティックで終わるのだ。
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by jd69sparrow | 2006-04-23 21:49 | 映画タイトル た行