リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い

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 1899年、19世紀末のヨーロッパの地に超人たちが集結した。 彼らはみな文学史上に残された名作の数々から出た主人公などの登場人物たちだった(例えば「ドリアン・グレイの肖像」からは主人公ドリアン・グレイというふうに)。 冒険家のウォーターメイン、ドリアン・グレイ、吸血鬼ニーナ、ネモ船長、透明人間スキーナー、ジキル博士とハイド氏、そしてトム・ソーヤ。 ほとんどの人物が名前を聞いただけでその作品がわかるような人物ばかりだ。
 主演は英国の名優ショーン・コネリー(ウォーターメイン役)、謎の人物“M”にリチャード・ロクスバーグ(ロクスバーグ出演作を見ると彼はいつも悪役で味方の役というのはめったにお目にかかれないというか、まだ いまだに見たことがなく,悪役で彼が出てくるのは定番であるのではと思ったほどだ)、「クイーン・オブ・ヴァンパイア」(原題「呪われし者の女王」)であの,現代に生きる,レスタトを演じたスチュワート・タウンゼントが美男子ドリアン・グレイを演じている。 さらにはジェイムズ・フレミング(「スナッチ」など)という英国のイケメン俳優がジキル博士とハイド氏役で出ていたりとかジャンルのさまざまの役者陣である。 
 謎の男“M”に集められた超人集団一行はヨーロッパ各地で悪事を働いているファントムという男を倒すべく任務を命じられ戦いの旅へと出る。
 この映画の登場人物たちはよりどりみどりであり、一人一人が一筋縄ではいかないつわものなのだ、見せ場はそれぞれに用意されている。 もちろんジキル博士とハイド氏の変化にも注目であるが、ネモ船長の強さに今回特に目をひいたといか驚いた。 単なるサポート役ではないのであって彼も一戦であり、戦いぶりは中々かっこいい。
 めぐるめく場面展開は観る者の興奮を冷めさせない。 7人(いや、8人というべきか)の戦士たちの戦いのさなかのショットはどれもかっこよく,目に焼きつくようである。
 この映画のポスターが絵の具のようなもので力強く描かれているように映画そのものもまた同じ強さが多く見受けられる。
 ショーン・コネリーはこの作品が最後の主演(出演?)作という。 「小説家をみつけたら」のようなおとなしい作品への出演もありば「007」の(初代
かな?)ジェームズ・ボンドというハードボイルドなものもあり、いろいろだがその最後をアクションとアドベンチャーの二つが合わさったこの作品で飾るというのはコネリーらしいかったのだと思うし、観る側としても嬉しいし きっとコネリー自身にとっても嬉しいものだっただろう。
 異なった作品のそれぞれからその人気のある登場人物が集まりそこに新たな作品がこうやって実現するというのはなんて楽しいことなのだろう、こういったものをたまにでも作って欲しい。
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by jd69sparrow | 2006-05-19 10:58 | 映画タイトル ら行