インファナル・アフェア 無間序曲

d0058606_1844217.jpg
 時は1990年代はじめから半ばにかけて二人の若き警官と,刑事とマフィアの一人,二組の男たちの物語。 ヤンとラウ、まだ二人はマフィアの幹部でも警察のエリートでもない。 そこに行き着く「課程」である。 二人は本当に若かった、何もかもが。 ヤンとラウはそれぞれの目的のにじっくりと確実に歩を進め,成長していく。 ヤンは正義をただ純粋に貫くことを志し、ラウは愛する人のために闇に染まっていくように思えた(彼女のためにどんなことも恐れないと言ってもよいだろう)。
 一人の男の死により物語は展開していく。その死が主人公たちのまわり(環境)、彼らを取り巻く人々の運命を大きく動かす。 一つのある滅びが次々と破滅、滅びを起こしていく。 
 ヤンとラウの二人、それぞれの物語の一方で,敵どうしであるはずの,直にマフィアのボスとなるサムとヤンの上司であるウォン警部の不思議な,友情関係にもとらえられる,二人の(過去の)関係とやりとりが描かれている。 ヤンとラウが上に上り詰める以前,サムとウォン警部は不思議な関係で結ばれていて サムはなぜだか憎めない人柄が出ていて ウォン警部は感情的で人間的な部分が大きく表れていた。
 この映画はヤンとラウ,サムとウォンの二つで一つの作品なのではないかと思う。 それぞれの過去が,ディテールが,ここで詳しく述べられている。
[PR]

by jd69sparrow | 2006-06-29 19:10 | 映画タイトル あ行