星になった少年

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 本当に起こった感動の物語。 少年とその母親とゾウの話である。 小川動物プロダクションにはたくさんの動物たちが育てられていた、そこをきりもりするのが小川夫妻で、主としてサオリだった。 サオリは大好きな動物たちと自由に思いのいくままに暮らし 農場(プロダクション)の仕事の忙しさから子供については少々無頓着であった。 ある日 小川家にゾウがやってきて鉄夢は突然ゾウ使いになると心に決め、ゾウ使いになり,ゾウたちとふれあい、彼らと心通わせていくのである。
 鉄夢を「誰も知らない」の柳楽優弥である。 ゾウ使いになろうと必死で,どんなに苦しくても壁に立ちむかっていった少年鉄夢を力いっぱい熱演している。 そしてもう一人、いやもう一匹の主役がランディだ。 
 主人公は学校でいじめられていたけれどけっしてそれに屈しているというわけでもなかった。でもその背中はどこか孤独さを感じさせられた。 動物が大好きな鉄夢、それだけが彼の楽しみようである。 物寂しさを感じるような毎日を送っていた彼だけど家にゾウがやってくることで全てが変わった。 少年はゾウの言葉わかるのだった、信じられないことだけど動物を愛する人にはきっと動物の声が聞こえるのかもしれない,そしてもし動物の声が聞けて会話して,心を通わせることができたならどんなに素敵なことだろう。
 しかし、ゾウ使いになることは鉄夢にとってとても過酷な試練であった。 ゾウ使いになるための学びの場とうのは日本にはなく,タイで学ぶしかなかったのだ(現在はわからないが)。 親と引き離され,孤独な小ゾウと自分との間に信頼感とうものを作らなければならないからだ。 ゾウ使いの学校の仲間たちに最初冷たい目で見られても鉄夢の目の炎は消えることなく、いつだって熱意を持って接していたのだった。 互いが心通わせた瞬間というのはとても感動であるが鉄夢がゾウが好きで、ゾウ使いを目指した理由というのは涙が浮かぶほどとても心うたれるものでなのだ。 とても感動である。 少年はゾウの中に“生きる意味”を見出していたのだと思う。 短すぎた彼の人生は悲しいものだったかもしれない、けれど彼はゾウを愛し、夢を追いかけ,それに“日本ではじめてゾウ使いになった少年”としてたたえられ、温かな生涯にも受け止められるのである。 そして彼の最大の夢もまたとても大きく希望にあふれ、彼のゾウへの愛情や想いがつまったものだと思う。 
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by jd69sparrow | 2006-07-23 23:58 | 映画タイトル は行