キャプテン・ウルフ

d0058606_0424038.jpg
 海軍特殊部隊の隊員にしてエリートであるシェーン・ウルフは五人の子供をみるハウス・キーパーの任務に付くことに。 ちなみに兄弟はしっかり者で気の強い長女ゾーイ、ちょっとキザで頭の切れる長男セス、ガールスカウトで唯一ウルフに惹かれる次女ルル、やんちゃざかりの次男ピーター、まだ赤ん坊で笑顔がキュートな三男タイラーである。プラマー家にあるとされる重要な兵器の存在により狙われているというのだ。 その危険から母親の留守の間子供たちを守るためにウルフのハウス・キーパーとしての日々が始まるのである。 軍で指揮をとっていたウルフは軍隊仕込みの指導力で子供たちを軍形式で子供たちをみるのだが生意気な子供に、やんちゃな子供、そして慣れない子育てにウルフは悪戦苦闘することに。 ハートウォーミングなアクションコメディである。
 主演はアクション俳優として今まで幅広く知られてきたヴィン・ディーゼルで、その吹替えを担当するのがガレッジセールのゴリである。 そしてプラマー家のペットであり,番犬ならぬ番鳥のカモのゲリーをその相方のカワちゃん(川田)が吹替え、というか声を担当している。 セリフといえば「ガーガー」と鳴き声のみとちょっとかわいそうであるがカモになりきっていたと思う、そしてゴリの声の演技というものから伝わってくるものは役になろうという真剣さである。
 はじめウルフと子供たちとの間には溝があり、うまくコミュニケーションがとれないでいる、しかし危険が迫ったその時のウルフの頼もしさが子供たちが彼を見る目を変え、さらに子供たちのかかえる問題に気づかされたときウルフまた子供たちへの見方が変わる、とても温かさがある。うまくいかずいざこざもあったりもするけれど、気づくと家族のように仲良く、そして子供たちにとってウルフは頼もしい存在に、そしてウルフにとっても子供たちは彼の固い考えを柔らかくする存在へと変わっていくというなんともハート・ウォーミングなストーリーなのだ。 ウルフが彼ら子供たちの父親のように見えてくる。 
 筋肉ムキムキでスキンヘッド、そしてちょっとこわもてなウルフが子育てに奮闘するというのは滑稽にも見えるけれど、よい意味でおもしろい。それに彼の目は物語が進むにつれて優しく温かくなっていき、守るべき子供たちが危機にさらされたときの彼の目は任務を遂行するという機械的なものではなく、大切な人たちをただ一心に守りたいという情熱的な目と変化していてすごくかっこいい。 そんなウルフを見た子供たちは子供らしい純粋さが溢れており、それこそが彼らの本当の顔なのだと思う。
[PR]

by jd69sparrow | 2006-07-25 01:34 | 映画タイトル か行