ウォルター少年と、夏の休日

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 ハブとガースという二人の年老いた兄弟がいて、彼らは二人きりでアメリカ・テキサスの田舎で静かに暮らしていた。 そんな二人のもとへウォルター少年はやってきてそこでひと夏を過ごすのである。 二人の兄弟はセールスマンが来ようものなら容赦なくライフル片手に追っ払ってしまうような只者ならぬ人物、ウォルター少年は二人の強さに驚き、また突然やって来た少年と暮らすということに中々慣れないでいる兄弟がそこにいた。 ウォルター少年は彼らとの共同生活を始め、兄弟の伝説,冒険談を聞き 兄弟の夢のような本当の話にどんどんと惹かれていくのである。父親のいない寂しさが心にある少年は笑顔を取り戻すことができたのだった。 そして悪い人ではなくとてもよい人たちであると少年は気づくのであった。
 ハーレイ・ジョエル・オスメント、マイケル・ケイン、ロバート・デュバル という顔合わせの感動ストーリーなのだ。 兄弟の噂はよくなかった、しかしそれは世間の一つの見方に過ぎなく,少年は兄弟の本当の姿を目に焼き付けるのだった。 ウォルター少年は今も昔も強い二人憧れのような,また目を輝かせて彼らを見、興奮で胸高まらせ,ただただ熱心に耳を傾かせる。ガースにより語られる二人の冒険と兄弟のうち兄・ハブのエピソードはまさしく伝説とある意味で英雄と語れるに等しいものがかりであり、最後までその戦いぶりは誰にも負けないとばかりの強さが感じられる。 
 少年の知りたいという好奇心と彼の澄んだ心が兄弟を癒していくようでもあり、二つの側(両者)が互いに呼応しあい,影響されている・ 影響を与えるものどおしが一つにぶつかったとき,それは両者に同じ分だけ影響するものどおし影響しあうものなのだと思う。 この場合、ウォルター少年とハブ,ガースと分かれるのがわかるだろう。 しだいにウォルター少年にとって二人の大叔父こそが家族であり、二人の住む小さな家こそがホームと変わっていく。 本当に、本当に大叔父たちがかっこよく,たくましく男らしいのだ、それは最後の最後まで変わることはない。
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by jd69sparrow | 2006-07-28 01:02 | 映画タイトル あ行