となりのトトロ

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 映画界における夏の風物詩と言えようか。 夏休みにかかせない一本! 子供頃の心を思い出させてくれるような素敵な話である。 小さい頃のひと時しか味わえない楽しく夢のような思い出の数々がここにあり、そして子供にしか見えないおばけ達が子供たちに贈り物をしてくれる。
小さい頃の記憶というのはあまり覚えてないけれど、自分が小さい頃には真っ黒くろすけだとかトトロのようなおばけのようなとらえ方によっては森の精のような不思議なものに出会ったことがあるのかもしれないと思いになった。 もし本当にトトロみたいなおばけがいたら本当に素敵なことだろう。 トトロは不思議な生き物であり、ユーモアがあって人と似た感情を持ち心優しい生き物だと思う。 そしてトトロは子供たちを冒険へと誘い、自然を肌で感じさせてくれる、そんな存在でもあるのだろう。
 田舎にあるちょっぴりおんぼろな、でも大きな何か不思議な魅力を放つ家へと大好きな父親とともに引っ越してきたサツキとメイ。 二人は緑にかこまれたその家を気に入り、おおはしゃぎ。元気いっぱいに家の中、自然の中を軽快に走り回る姿がなんとも微笑ましく,印象に残るところなのだ。 ボールがはずむかのようにあっちへこっちへと行ったり来たり、楽しくてたまらない二人の様子がよくわかる。 この動きというのとてもおもしろく興味そそられる技術が組み込まれている模様。 サツキとメイのトトロと出会い、そしてトトロがサツキたちにいろいろなものを見せる。 ちょっと不思議な冒険物語とも言えよう。
 しっかり者でお姉ちゃんとして妹のことをいつも心配するサツキ、ちょっとわがままで何にでも興味を抱き.好奇心のかたまりかのような妹のメイが主人公なのだ。 もう一匹忘れてはならないのがトトロであって主人公の一人とも言えそうだ。 わくわくするような冒険とサツキとメイのドラマ的な部分も大きい。 二人をはじめとする子供にしか見えないトトロは言葉こそないけれど二人に語りかけるかのように見える場面もある。 トトロには仲間がいてミニトトロが二匹いる、雪のように白い一番小さな手のひらサイズのトトロと大きなトトロをそのまま縮小したような青い毛の色をし,木の実を包み、棒切れにそれをぶらさげて肩にのせて背負う,一番小さいものよりひとまわりくらい大きなトトロがいる。 三匹のトトロたちはそれぞれ少しずつ違う個性を持っていて、そのキャラクター性から動きまで全てが愛くるしくて可愛くてテクテクと歩いたり走ったりする様子はメイのをひきつけ、サツキまでもひきつけ,見ていて心をくすぐられるような感覚。 短いけれど人を楽しませようとしてくれる作り手の思いが優しくこめられている、そんな気がした。
 これはトトロからサツキとメイへ、また私達への贈り物。
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by jd69sparrow | 2006-07-29 00:00 | 映画タイトル た行