ハリー・ポッターと謎のプリンス


d0058606_13315748.jpg 冒険ファンタジーなどの物語は舞台となる時代が大昔、言い換えるなら遠い過去だたりするが、「ハリー・ポッター」は現代という時代に設定がなされ、主人公の感じとしてもごく普通の男の子で彼の行く魔法学校も同じ年頃の子供たちがいて7年制の学校でしかも物語は主人公が学校に入学するところから始まり、巻を追うごとに彼らの学年も上がっていく、そこには親しみやすさがあり,まさにそれが「ハリー・ポッター」人気の理由の一つだと思う。
 第六巻…最終章までの道のりがすぐそこまで迫ってきている、実にもう約7年という月日が経っているのだ。 多くを知らず,待ち受ける運命も見えずホグワーツ魔術学校に初めてハリー・ポッターが一歩踏みしめた、そんなハリーがすっかり大人になり、魔法使いとしての力もますますと身につけている。そしてハリーは今回の戦いを通して自分のやるべきことに対して真っ直ぐと目を向ける覚悟を決めていくのである。 全体として物語の雰囲気は明るいものではなく,読後もそのイメージが残る。しかしここでさらに物語は大きく動くことになるは確かであり、ありとあらゆる新たな事実、今までの謎が明らかになり、パズルのピースもあとわずか。雰囲気が明るくないと言っても、笑わしてくれる場面も興奮をかきたたせる場面もある。
 物語を大きく進める、あるいは盛り上がらせるイベントがたくさんある。 その中でも大きいのが悪の魔法使いヴォルデモート卿の過去とそこから導き出される事実の発見。ハリーはダンブルドア校長との授業を通し、その事実を目の当たりにする。
 ハリーは大きな試練をこえなければならない、それはとても苛酷でハリーに重くのしかかってくる。 彼はまわりでおこる変化、邪悪な影を察知し敏感になっていく。その様子が事細かに伝わってくる。怒りであったり、真実をあばきたいという熱意などである。 ハリーの思いがひしひしと伝わると同時に主人公の気持ちと一体になるかのようである。 物語は思わぬ展開をむかえ、さらにクライマックスへとゆっくり,時には急速に,そして着実に向かっていく。 ヴォルデモート卿の狙いや彼に対抗する手段の確信に迫っていく。
 最終章、ハリー、ハリーの親友のロン(・ウィーズリー)、ハーマイオニー(・グレンジャー)たちに待ち受けているものはなんなのか。 ハリーとヴォルデモート卿の戦いの行方はどうなるのだろうか。 そしてどんな結末をむかえるのかとても期待が高まるところだ。
 読み始めると止まらないストーリー展開、読めば読むほど次に何が起こるかが気になるし、楽しめる。 何度読んでも楽しめるし、おもしろい。 様々な魔法を得、幾度となくヴォルデモート卿はカタチを変えハリーに戦いを挑み、ハリーを,人々を恐怖でおびやかすのだ。 倒しても倒してもヴォルデモート卿は手段を変えてハリーたちに襲い掛かる。ハリーはヴォルデモート卿にそうして立ち向かうことで強さをつけるのだ。
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by jd69sparrow | 2006-08-09 13:32 | ドラマ・その他