スーパーマン リターンズ

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 ヒーローの代名詞的でもある「スーパーマン」は最初の公開から約30年たった今、復活をとげた。 誰も知っているキャラクターの五本の指に入るようだ。 テレビドラマシリーズになったりアニメになったり,映画は過去に4作という快挙! そして今、クリストファー・リーブの後を次ぐスーパーマンとしてブランドン・ラウスという人がこの「リターンズ」という壇上に上がった。 監督から俳優まで新しくなったわけだが期待を裏切らぬ“スーパーマン復活”であると思う。 「スーパーマン」を最初に演じたクリストファー・リーブのスーパーマン像のイメージとほとんど変わらずその良さが出ていたことだろう。 素顔を出しているヒーローが実は少ないという事実はとても意外だ。 (「スーパーマン」の記事でも触れたが)考えてみると今人気を集めている映画は根元にスーパーマンの要素が根付いていてそれはヒーローとしての素質だったりヒーローの“仮面”の下にある彼らの素顔や人間性だったりする。 
 スーパーマンが復活したのはヒーローの始祖たる彼の光がこの時代に照らすことを必要とされたからなのかもしれない。 話は前作とつながっているようで強敵レックス・ルーサー、スーパーマンの永遠の恋人ロイス、スーパーマンことカル=エルが地球でクラーク・ケントとして暮らす,そこでの母親マーサなどといったキャラクターは今回でも登場し、重要な役割を果たしているのだ。 現代によみがえったスーパーマンは技術の発達により,ますますスピード感あふれる空の旅が素晴らしい。 びゅんびゅんと瞬く間に空を駆け抜けていくし、人の声を聞き分け即座にかけつけたり、ヒーローらしいヒーローである。
 スーパーマンが地球を離れて五年がたった。彼は旅から戻ると環境は変わっていた、その中で大きいのはロイスの現在。 家族がいて,さらに新聞記者としてキャリアは確実に上がり,クラークとは当然の差,距離が離れていた。 “変わらないと思っていたことが変わってしまう”というのはこのこと。 なんだかわいそうでたまらない。 どんな理由にあったんいせよ。 そしてレっクス・ルーサーの脱獄と復活とげられスーパーマンに,そして人々を襲う。 彼は自らの野望の実現と自分を刑務所へ送ったスーパーマンへの復讐を誓っていた。 彼が強敵な訳は頭脳明晰さとスーパーマンの弱点を知る数少ない存在だからであり、スーパーマンを弱点からじわじわと責めてくる恐るべき敵。 しかし、スーパーマンの優しさやパワーに劣らぬ悪役としての魅力が彼にはあり、シリーズの最初から登場する。それはポール・ニューマンからケビン・スペイシーへと受け継がれ、悪い奴だけどユーモアというかお茶目さがあり、そんな彼の頭はすっきりとしているという点が彼のおもしろい点でもある。レックスにスーパーマンに匹敵する超能力がないにしても彼には頭脳があり、スーパーマンと彼との戦いは長きにわたる。 そして今回は無敵に思えたスーパーマンも危機にさらされることになる。そしてロイスとの恋愛模様も見逃せないところである。
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by jd69sparrow | 2006-08-25 01:34 | 映画タイトル さ行