亡国のイージス

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 海上で国を守る戦士たち、彼らが乗るはイージス艦「いそかぜ」。 一人の戦士は今の日本を「亡国」と言った、主人公たちが乗る船は“亡国のイージス(艦)”というわけだ。 全ての事件は船上の上で起こる、そしてその引き金を引いたのは日本の政府ということなのだろう。 工作員ヨンファが率いる集団により「いそかぜ」は占拠されてしまう、そして彼らの怒りの矛先は東京へと向けられていて,さらに彼らの刃もまた向けられているのだ。 政府、ヨンファの率いる集団と彼らと手を組んだ海の戦士たち、「いそかぜ」の先任伍長・仙石、そして仙石の部下で謎の青年・如月は衝突し、誇りと名誉をかけて戦う。 
 主人公・仙石が乗るイージス艦には海上の戦士たちが乗り込んでおり、日々訓練が続けられている。 しかし、何かがおかしい。 異変を感じた仙石は船を動かし、戦士たちを取り仕切る宮津たちに疑問を持ち始めていた。 そんな宮津たちの口から出たのは「船の中に敵となる人物がいる」ということ、仙石の部下である如月がその人物と言うのだ。 一度は離艦することを命じられ従おうとしたが、如月をほっとおけないという上司としての思いと、イージス艦を守りたいという一心で船へと引き返し,戦うことを決断したのだった。 謎をそのまましておくわけにはいかないという正義が彼の中で何よりも勝ったのだと思う。 
 船上では命がけの戦いが静かに起こっていて、さらにヨンファたちにより仕掛けられた東京を吹き飛ばしてしまうほどの鉄のかたまりがその標的である東京へと向けられるという計画、そして刃がゆっくり確実に近づいていくのである。 仙石はなんとしてでもイージス艦を守り,その計画を阻止するべく立ち向かう。 これもまた男たちの熱き戦いである。 ヨンファは言う「これは戦争だ」と。 音を立てることなく戦争は始まっていたのだろう、それはヨンファたちにより占拠されたイージス艦と日本政府の間で既に戦いの火蓋がきっておとされたに等しいところまで事態は進展していってしまうのだ。 男たちの戦い、これは主として4人の男たちの間に軸がおかれている、 仙石、宮津、ヨンファ、渥美の4人である。
 仙石とその部下である如月の間にある絆が短い時間の中で深まっていくというドラマがある。それは熱いものへと変わっていった。 男たちはそれぞれの思いを胸にいたぎながら帆を前へと向ける。
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by jd69sparrow | 2006-10-30 00:51 | 映画タイトル は行