ジョニー・デップ 反骨のハリウッドスター

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 この間、ジョニーの特集で多くはないけれどジョニーの出演した映画やジョニーの役者としてのプロセスを紹介した番組が長きの時間をかけて放送された。 それは「妹の恋人」、「チャーリーとチョコレート工場」、そして「ジョニー・デップ 反骨のハリウッドスター」である。
 「ジョニー・デップ~」ではジョニーの生い立ちから役者の道へ向かうまでと役者の道を歩みはじめからのプロセスが語られている。 音楽の道からスタートした彼の人生の道は役者という道へとたどり着く。 役者になる以前からずっと彼は温かい家庭を築き上げることを望んでいたが何度も試みをするものの,それは中々かなえられることができなかった。 音楽の道へ進むことをやめ、役者へとなる。 彼は型にはめられることやレッテルをはられること拒んだ。 レッテルをはられている状況下から抜け出すため、またそれを打ち破るためにとったジョニーの行動は驚かされることばかりであったようだ。 そんな彼は“アウトサイダー”と呼ばれた。 ありがちなものや決められた枠にはめられることなど彼にとっては退屈でしかなかったのだろう。 自由に生きていくことを強く望んだのだ。 自由に生きていくと一口に言ってもそうそうできることでもかなうことでもないのが現実、もし自由に生きていくことができたならそれ以上に幸せなことない。 彼にとって自由に生きていくということが現実に今あるとしてもそのためには相当な苦労と努力があったとうことは間違いないだろう。
 意外にもジョニーの役者としてのキャリアは数年にわたるテレビドラマへの出演という経験を経た後、本格的にスタートする。 テレビドラマの出演により一気に若い世代から人気をはくすわけだが,それ以後彼が見せる顔はがらりと変化していくのである。 ジョニーならではの世界が見受けられるというわけだ。
 役者ジョニー・デップの出会ったキーパーソンの例としてあげるとしたらまずニコラス・ケイジとティム・バートンがあげられるだろう。 バートンとは互いのイマジネーションがシンクロするものがあり、幾度となくコラボレーションを果たしているし、バートンからのオファーは詳細を聞くことなく二つ返事で引き受けるという信頼関係がそこにある。 監督と役者とがこれほどまでの信頼関係で結ばれていて、さらに絆も強いというのは多くはないはず。 バートンが描く不思議な世界とジョニーの独創的な世界という相性のよさがうかがえる。 ジョニーの演じる役の多くはとても個性の強いものが多いけれどそれらにみな言えることが愛されるべき人物であるということだという、それは映画を見ていて実感できる。 ニコラス・ケイジはジョニーを役者の世界へと導いた人物である。 ケイジのすすめで役者となったジョニー、もし彼と出会っていなかったらどうなっていたのだろうか。 それはさておき、個人的にケイジに感謝をしたい。 人生はどんな人たちと出会うかで運命が切り開かれ,変わっていくわけで、そのためにはどう生きていくかもとても重要なことなのだと思う。
 ヴァネッサと出会うことでジョニーはずっとずっと,長い間求めてきた温かな幸せな家庭を築き上げることを実現し、娘と息子という二人の子供に恵まれるのである。 それはジョニーの役者としての道を変え、広げるだけでなく自身をも変えた。 独特なキャラクターの多かったジョニーだが子供が映画を見れる歳となり,そして娘が一番の批評家となった現在、“子供に残すための映画”、“子供が父親が出ていて誇りに思える映画”という新たな道を広げたのである。 ジョニーの映画の選び方というのは客の数ともどれほど人気がでるかでもない。 「監督・脚本・内容」なのである。 演じる役に恐れを知らないジョニー。 偏ることなく幅広く役をこなす役者である。 あらゆる違うタイプの役を演じることで視野を広げ、さらに“アクション俳優”とか“コメディアン”と一つの枠にくくられるのではなく、いろんなジャンルに挑む数だけ役者の道を広げるのである。 それはこれからも広がっていくことだろう。 今までジョニーを個性派としか見ていなかったけれど、個性派という味を残しつつ役者に深みを注いでいく一つに絞られることのない役者であると思うのだ。
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by jd69sparrow | 2006-11-11 16:35 | ハリウッドスター