柄本明

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 存在感のある個性はにして渋味が色濃い日本の役者。 時代劇、現代物、青春もので常に忘れられない役柄を演じる。 朝の連続テレビ、大河ドラマなどNHKのドラマで活躍し、さらにとても個性的で少々強烈なキャラクターもあれば,落ち着いて主に動く登場人物」でそっと支えるという人物もある。 初めて彼の個性を見たのは「ウォーター・ボーイズ」。 「ウォーターボーイズ」はドラマ化となり、主人公が(映画版から)妻夫木聡、山田孝之、市原隼人、瑛太と役は違うけれど“ボーイズ”の青春は受け継がれてきた。 柄本さんは映画版からドラマ版・第一作目までの出演であった。 彼の演じた役柄は映画版で妻夫木さん演じる鈴木がシンクロに打ち込むようになり、彼がシンクロの宣伝でまわった商店街の一つのお店の主人の知り合いの変わった仕事を持つ人,ママ役である。 オンオフ関係なくのこのキャラクターの濃さはそうそうない。そしてこんなにうまく演じる役者じたいも然りであろう。 
 最近では大河ドラマでの秀吉役が記憶に新しい。 これでもかというほどの力の強さで、私たちの先祖にこんな人が本当にいたんだとリアルに思わせるものがその演技の中に見えたと思う。 「恐しいくらいリアル」という声もある。 
 柄本さんの役者としての姿は常に落ち着いていて、彼が出演する作品一つ一つ見てわかるように演技がすごく落ち着いていて,なおかつ渋い。 それは体の演技,セリフによる演技の両方に言えることで、時に秀吉のように大げさにも見える,明るくなる部分もある。 その大げさなくらいの力強い演技はとても素晴らしい。 ぼーっと,しかしその目線はまっすぐ前を見ているというところが魅力を感じさせるところのポイントの一つといえよう。
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by jd69sparrow | 2006-11-16 23:47 | 日本の役者