NANA2

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 二人のNANAは偶然同じ時刻に同じ電車でめぐり合った。 正反対な二人だったがお互いの恋を励ましあい、友情をはぐくんでいった。 ナナは人なつっこいけど世話がかかる奈々(以下ハチと表記)の性格から彼女をハチというあだ名をつけた。 ハチにとってナナは光のような存在でナナの放つ光の中で生き,その光をずっと浴びていたかったのだろう。 そしてナナは薄暗い心の中に奈々によって光を灯されたかのように彼女が人を見る目や心を開く勇気をもらい確実に心が変化していった。 ナナはブラスト(=ブラック・ストーンズ)というロックバンドのボーカリストとしてプロを目指し,ナナが思いをよせるレンがいるプロとして既に活躍しているトラネスを越えること目標として掲げ、夢をかなえることを強く望んでいる。 ハチはそんなナナを応援しともに夢をかなえようと心に誓っていた。 今度の“NANA”は二人のNANAに大きな変化が起きる。 それは突然でどんどんとめまぐるしく変わっていく。 ナナのプロデビューとハチの新たな恋の進展である。
 夏、七夕の季節ブラストの面々とハチは短冊に願いを書きとめていた。 彼ら一人一人に夢があり、共通の願いはプロとなり新天地を切り開くことだった。 ブラストはインディーズとして活躍を続けていて,そこに一つの希望という光が舞い込む。 それはレコード会社からのメジャーとしてデビューをすることができるという知らせだった。 彼らにとって何よりの希望であるプロとしてステージを踏む機会がやってきたのだ。 ナナたちは急ピッチでそこまでの道へと進んでいく、しかしその一方では寂しさを感じるハチがいた。 寂しさのつのる一方のハチだったが,憧れていたトラネスのメンバーの一人タクミとの距離が一気にせばまる。 友情を深めてきた前回の「NANA」とは違い,二人のNANAのすれ違いをも描いている。 
 大きく変化をとげていくブラスト、そんな中でナナとハチはお互いがお互いにとって大事な存在であるという思いを持っていながらも友を思う気持ちがすれ違ってしまう。 本当はどちらにとってもお互いが大事な存在で決して切れない友情の絆で結ばれているはずなのにお互いがお互いを見る目、思いが相手に届かない。 だけどどんなことが起きてもその相手を思う気持ちだけは変わることはなかったのだ。 ナナはハチにとって手の届かないところへどんどん登りつめていってしまう、ハチは寂しさのあまり少しずつハチの中のバランスがくずれていくようになってしまう。 人を信じることのできなかったナナは初めてそこから抜け出し友との問題にぶつかる。 どうしたらいいのかわからないでいる。 登場人物一人一人が複雑な思いを抱え,それを乗り越え前へ進んでいく。 思い悩んだナナは自分の行き着いた先を歌にこめ、ハチはナナの出した結論の気持ちがこもったその歌をナナが伝えたい友への思いを聞くかのようにナナの歌声響く光の中で立っていてる。ナナが最高に輝くその空間の中で、確かにハチはその光をあび,確かに同じ場所にいた。
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by jd69sparrow | 2006-12-29 19:18 | 映画タイトル な行