フレンチなしあわわせのみつけ方

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 幸せはいつの間にか過ぎてしまうけれど、過ぎさってしまった後でも案外自分の近くに見つけられるものなのかもしれない。 幸せをあきらめかけていても前を向いていれば必ず幸せは見つかり心の底からそれを求めていればきっとみつけることはできるだろう。 それは少し離れていたりわりと自分のすごく近くだったりすぐ隣だったり、そしてふとした瞬間だったりする。 見つけた瞬間もまた幸せの一つであるといえるのではないだろうか。 「自分の目に映る現実が幸せとはいいにくいものであっても強く願っていれば必ず幸せは訪れる」というメッセージがこめられているように思えた。 この映画の主人公のその幸せとの出会いというのはとても素敵なもので現実にはなさそうにも思えるけれど、でも絶対ないとも言い切れない。 もしこんな出会いがあったら本当に素敵なことだろう。
 ガブリエルとヴァンサンは結婚をし結ばれてからは8年という月日がたっていた、もちろん子どもがいる、ジョセフである。 ヴァンサンは理想の人を求めていて幻想を描いている、ガブリエルはそんなヴァンサンのかたわらで現実を見ている。 ヴァンサンのやっていることがわかっていても何も言わないでいる。 二人の間にはいつの間にかすれ違いが起こり、幸せから離れている状態に陥っていた。 それでも愛は形を残していたけれど温かくはないようであった。 現実にしあわせを中々見出せないでいるガブリエルは心のどこかでしあわせになることを強く臨んでいたことだろう、何度も自分のいる場所からしあわせをみつけようとする。
 現実という事実をわかっていてもそこをさけて進むことしか考えられない。 けれどそれでもガブリエルはヴァンサンをどこか信じていたように見える。 ヴァンサンは現実の中に幻想を見ている、まわりの同じような状況におちっている人しあわせは全部消えいていってしまったかのようで実はまだどこかに隠れている。 
 ここに登場する男たちは理想を描きそれを追い求めていく現実の世界そのままを見、彼らを見ている。男性側と女性側の両方の視点からそれぞれの幸せへの見方や価値観が描かれている。
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by jd69sparrow | 2007-01-24 02:46 | 映画タイトル は行