アメリ

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 フランスの町並み映し出される映画。「アメリ」。 ちょっと変わった物語である。 不思議で素敵な雰囲気を醸し出すラブ・ストーリーなのだ。 人生生きてきた中でほとんど人と関わることのなかった女性が自分の世界から外の世界へと旅立つまでのお話。 変わったことに興味を持ち,それを好きになり日課となる。 主人公はアメリ・プーラン、彼女のまわりに出てくる人たちも細々と説明される。 人物紹介といえどシンプルに好き嫌いの二つであって他の長い説明は抜きである、それについては物語が進めば見えてくるのだから。 
 アメリはプーラン夫妻のもと生をうけた。 父親は元軍医で母親は元教師、父親は少し冷ややかだし母親は神経質。 そんな環境下で生まれ,育てられたアメリは同じ年頃の子どもたちと外で元気に遊ぶこともなく,机を並べて学ぶこともなく非常に限られた人たちの和の中でもって生きてきた、そのため大人になっても彼女は人とのつながりが中々とれないことに悩まされることになる。 そして幻想すら見えてくる。 彼女の心の中は次々と起こる不思議な出来事でうめつくされいつしかそうなっていく。アメリはカフェで働く毎日で人とつながりを持つことは少なく自分の世界の中にひたっている。 人と付き合うことが苦手なアメリが自分の力で自らの人生を切り開いていく様子を描いている。 
 ある一つの発見で自分の人生を変えるの可能性をえたアメリは少しずつ確実に明るいものへと変化をしていった。 彼女は誰かの力になろうと考え始める。 人々へそっと光をあたえるのだ。 悩みをかかえた人たちにそうして助けていくことで自分も何かつかめるだろうというふうな希望と期待とがあったのだろう。 ちょっと不思議な世界にいるかのような感覚で楽しめることができる。 主人公の独創的なアイディアが人々の力となっていく。 しかし彼女は自分のことに対してはとても不器用。 彼女はやがてニックというこれまたちょっと変わった趣味を持つ青年と出会う。 ニックに想いをいだきはじめる、近くにいるけれど今まで人とつながりを持つ経験に乏しいアメリは不器用さゆえに一歩を踏み出すことができない。 その一歩を踏み出すのまわり道をするけれど、まるでゲームを楽しむかのように様々なわくわくさせるような方法でニックとやりとりをしていくのがとてもおもしろい。 ニックに次々と謎を解くヒントをあたえていき,その行き着く先にアメリがいる。 そういう発想はとても素敵なものである。 結果、アメリのそういった謎をふくませた行動が相手を惹きつけていくのだと思う。 
 
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by jd69sparrow | 2007-01-27 18:49 | 映画タイトル あ行