カーズ

d0058606_1612914.jpg
 仲間がいることの大切さを知らない一匹狼ライトニング、彼はレーシングカーでレーサーである。 ルーキーとして自信に満ち溢れるライトニングはその走りやスピードは誰にも負けないと信じていた。 チームメイトに頼ることもせず,ただ光の中で輝いていることを考えていた。 レースに出て勝利をおさめることがすべて。 ライトニングには心から友と呼べる仲間はいなかった。 レースで勝ち残った彼は優勝を決める大事なレースが控えていた。ライトニングは決勝戦が開催されるカリフォルニアに向かう道中、「ラジエーター・スプリングス」という小さな田舎町に迷い込む。 何が何でも目的の場所へ急ごうとあせるあまりアクシデントを起こし,町の道路をめちゃくちゃにしてしまう。 ライトニングは道路を自分で直すまで足止めさせられる。
 全てのキャラクターが乗り物であって生きている。 車たちが主役。 地上が舞台なだけに人間の社会がほぼそのまま形で乗り物が生きる社会になっている。 乗り物たちが動きまわるのこの世界は全体を見渡すと人間社会のように見える。 車仕様のところ、車の世界ならではと思える部分もあっておもしろい。 人間の生きる社会が動物や魚などの生き物、また車の世界で描かれているという発想、そしてそれぞれの世界ならではの個性がちゃんと活かされていてその一つ一つを発見していくのもまたおもしろい。
 時代の進歩で新しく便利なものが作られて閑散としているルート66のラジエーター・スプリングスの町、しかし町の住人たちはみな,温かく優しい車だった。 また明るさを失ってはいない。レースで勝つこと、自分のことにしか目がなかったライトニングは車の温かさを知り、そして仲間のいることの大切さやありがたさを知る。 一人ぼっちだた彼は本当の意味での仲間と出会い、他人を思える車として成長していく。 そして「勝つこと」が全てではないこと学ぶのである。
[PR]

by jd69sparrow | 2007-02-11 17:27 | 映画タイトル か行