名探偵コナン 紺碧の棺

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 毎年恒例のアニメーション映画。 2006年、10周年という節目の年を迎えてから第一作目となる「紺碧の棺」。 “棺”と書いて“ジョリー・ロジャー”と読む。 作品のタイトルには物語のテーマに密接に関係している。 主人公の名前がそのまま使われているもの、「マトリックス」のように物語の世界を指すような作品全体を表すものもある。 シリーズものであればサブタイトル。主として言えるのが物語を解く鍵となることが主題であれ,副題であれ使われるのだ。 「コナン」のような推理ものというのは特にそうであろう。 作品のタイトルはそれぞれの作品を認識するための文字であり記号、だからそこに込めれている意味を考えるというのは見落とがちかもしれない。 推理ものの場合はどこにその物語で起こる事件の謎を解く鍵はどこに隠されているかわからない。 もちろんその他のジャンルの作品であっても物語をより理解するためのヒントはちりばめられていてわかりやすいところ、目に付きにくいところにあると思う。
 今回,11作目はいつもの「コナン」と違う。 それは事件よりも謎解き冒険ロマンという色が強かったというところ。 事件の謎をあばくことだけが推理物語なのではない、トレジャーハントにも謎解きはつきものであるということを改めて実感した。 海を舞台に繰り広げられ,次々に謎がまいこんでくる。
 およそ300年前に実在したアン・ボリーとメアリ・リードは同じ女海賊であり,パートナー。 二人がそれぞれが愛用していたとされる刀とピストルが海の底の宮殿から発見された。 それらが発見されたのは神海島という島から少し離れた場所にある頼親島の海底。 たまたま神海島へ訪れてきていたコナンたち一行。 コナンや少年探偵団(コナンになった主人公・新一の同級生たち)は島の観光課が行っている謎解きクイズラリーに参加。 全ての謎を解きあかしたときに手の中にいれることのできるお宝を目指して。 しかしまた事件に遭遇し、二人の女海賊にまつわる宝の場所を突き止めていく。
 互いが自分の後ろを任すことのできる信頼の絆で結ばれるアンとメアリのように蘭(新一の幼馴染)と園子(蘭の親友)の友情は強く結ばれていて互いが互いの力となり敵たちに勇敢に立ち向かっていく。 まるで伝説に残された女海賊さながらに蘭とそ園子は敵たちに戦いを挑む。
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by jd69sparrow | 2007-04-23 03:13 | 映画タイトル ま行