西遊記

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 孫悟空といえば世界で有名なキャラクターの一人である。 もともと中国発進の物語が日本、アメリカへと広がった。 アニメや漫画、人形劇など子供の間で親しまれている「西遊記」であるが、過去にもドラマ化をされており,京劇の演目としても有名である。 京劇では隈取のようなメイクを施された孫悟空が登場し、アクロバティックなアクションが見所である。 そしてに21世紀、再び映像化されたのが香取慎吾主演の全く新しい「西遊記」である。 ドラマでスタートしたこの作品。 私事であるが映画で見たのが初めてである。 孫悟空を含む,三蔵法師ご一行が天竺へ向かうという話の設定のもと,暴れん坊だが、笑顔の映える孫悟空がここに誕生!! 今回の映画では彼ら,ご一行が天竺にたどり着く過程,つまり旅の途中のエピソードである。 豪華なゲスト、意外なゲストを向かえ,コメディアクション「西遊記」が映画として再び始動。
 三蔵法師ご一行は旅の途中。 見渡す限り砂漠の山、そんな最中を果てしない旅を続けていた。 そんな中、見つけた遺跡、そこで彼らは家来たちをつれたどこかの国の姫らしき人物を見かける。 しかしそれでも旅は続く。 孫 悟空、猪 八戒、沙 悟浄の三人がばて始めた頃、砂漠の向こうに街が見えてきた。 その国の名は“虎誠(フーチェン)”、虎の民の住まう場所だ。
 三蔵ご一行はそこで再び、砂漠で見た少女を見る。 なんと少女はフーチェンの国を治める王の娘なのである。 彼女の名は玲美。 玲美は言う,「フーチェンは突如現れた大妖怪・金角大王,銀角大王により荒れ果て,さらには国王と妃が亀の姿に変えられてしまった。両親,国を守り,救う手助けをして欲しい」と。 お師匠さん(三蔵法師)は一つ返事でその依頼を引き受けた。そして当然,悟空たちもそれに加わることに。
 アクション,コメディ,ドラマと三つのジャンルからなる「西遊記」。 それぞれのキャラクターたちが生き生きとしている。 (個人的な意見になるが)“忍者ハットリくん”を見事にこなした,香取慎吾、お笑い界の大御所の域に来ているウッチャン、ドラマ「電車男」も記憶に新しい伊藤淳史、おしとやかな味を出している深津絵里、それぞれの持ち味がそのまま約に反映されているのではないかと思う。 敵役には岸谷吾朗がいて,「バッテリー」のようにy指し意役柄もあう一方で「リターナー」のようおに卑劣な悪役もこなしている。 だから今回の銀角大王もクセのあるキャラクターとしてよい味を醸し出している。
 この映画、物語の最大のキーワードは「なまか(仲間)」。 「なまか」とは信じ,助け合い,一度結んだ約束は必ず守る、そういうものなのだ。 悟空の「なまか」に対する思いは誰よりも強い。 それはお師匠さんに長い封印から解かれ、悟浄や八戒という三人の「なまか」ができたことに根源があるのだろう。 そうした悟空の熱いまっすぐな精神が,言葉が心に響く。 教訓となること、(悟空から)教えられることは少なくない。  「なまか」を持とうとしない者、大切に思わない者は本当の意味での「なまか」はできないし、知ることもできなければ,その温かさを知ることもできない。 どんななに「なまか」の存在が意味のあるものなのか今一度考えてみるべきだろう。

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by jd69sparrow | 2007-08-03 00:50 | 映画タイトル さ行