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ナイトミュージアム

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 普段は動くはずがないものが動き出す。 例えばもしも子どもの頃から大事にしていた人形がまるで生きているかのように自由にその意志でもって動き出したらどうだろう。 主人公ラリーが勤務することになった博物館の展示物には夜になると動き出す! 聞いただけでもわくわくするファンタジーである。 「ジュマンジ」をふと思い浮かべた。 設定こそ違うけれど普段,人々の生活の中で動かないはずものが人の間近にせまりあばれまわる、それらは時に人とふれあい,時に襲い掛かる。その“動き出すもの”もそれそれ違うという共通点がある。 
 仕事が長続きせず、仕事についてはまた次の仕事を探すという日々を繰り返していたラリー。ラリーには一人の息子ニッキーがいるバツイチであり一児の父親なのだ。 仕事を帰るたびに引っ越しをするという生活を送っていた日々、ニッキーもそんな生活をよくは思っていなかった。
  「んでパパは仕事が続かないの?」。 ラリーはそんな息子の言葉の中にニッキーの寂しさを感じていた。 夢ばかり追いかけていたラリーに現実に引き戻される。 ニッキーのためにもなんとか引越しをせずに今いる場所で仕事を探すことを決意。 そして見つかったのが博物館の警備の仕事だった。 ラリーが働くのは夜。 一見、簡単な仕事のようだったが、その博物館にはある秘密があった。 それを知らないラリーはその秘密をまのあたりする。 その秘密とは夜になると博物館の展示物に命がふきこまれ、自由に動き出すことだった。 動物の剥製や蝋人形など様々な展示物がいっせいに動き出す。 展示物たちと奮闘し、その大変さにそこから逃げ出そうとさまよいながらも夢ばかりを追いかけていて何もできなかった自分がそこで働き、多くを学ぶことで自身が変わっていき,成長する。
 博物館の住人たちには原始人から歴史上で偉業をなしとげた人物などさまざま人物の人形がいた。 そして小さな小人よりも小さい人形たちなどがいるが、やっかいで手に負えない動物の剥製もいるゆえに命の危険さえある警備の仕事に自己の判断でこなし立ち向かうという命がけの仕事なのである。 

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by jd69sparrow | 2007-08-27 01:59 | 映画タイトル な行