Gガール

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 スーパーウーマン,ジェニー。 人々からは“Gガール”という名で親しまれている。 空を自由に飛びまわり、破壊的なパワーを持つ彼女は人々からの期待を背負い、人々を危機から救う。
しかし、普段は地味で人をあまりよせつけない(スーパーヒーローの宿命である)、まさに女性版“スーパーマン”である。

<あらすじ>
 マットは設計会社で働いている。 ある日電車の中で綺麗な女性,ジェニーに出会った。 控えめで清楚という第一印象。 やがてマットはジェニーと付き合うようになる…しかしジェニーには秘密があった、なんと彼女の正体は“Gガール”!! 行動、内面、全てがスーパー級(G級)なのである。 彼女を怒らせようものなら死ぬ気の覚悟が必要だ。 “破壊的な彼女”に限界を感じたマットはジェニーと別れる決意をする。 しかしその後に襲いかかる彼の災難の引き金となってしまう…。 ある意味マットとGガールとの戦いである。 

<感想> 
 スーパーヒーローの物語をラブコメディのテイストにしている、というよりもその逆であろう。 作品がかもし出す色は恋愛モノそのものでシックである。 そこにスーパーヒロインという要素が盛り込まれている(あるいはのっかっている)という感じ。 
 アクションとラブコメディとの組み合わせは異色といえばそうであるが、最近では特にアメコミ映画でよく見受けられるが,ヒーローものには恋愛がつきものであり、それは物語の中で重要な要である。 ようするに、この作品が他と違うのは二種類のジャンル(厳密に言えば三種類),それぞれが作品をしめる割合なのだ。 細かく分けるならばアクション、恋愛、そしてコメディ。 恋愛とコメディとでは物語に影響するのは前者。 アクションと恋愛という組み合わせで考えたら、この二つの組み合わせに当てはまる本作はありえないとは言えない。
 
 原題は「My Super EX-Girlfriend」。“Ex-girlfriend”とあるように別れた恋人の復讐劇と言えるだろう。 それをコメディ風味に仕上げているといったところだろうか。 マットがジェニーと距離を置く、あるいは他の人に目を向けようものなら彼に“平安”という二文字は消えてなくなる。
 ジェニーにとって彼女を傷つける者は“悪”であり、本物の悪同然のように相手は雷を落とされる、その復讐の数々はすごい。 これでもかといわんばかりで度肝をつかれる。恐ろしい悪夢としか言いようがない。 しかしそれは、恋愛(相手)への一途さ・純粋さの裏返しなのである。 好きな人への愛に献身的であるとも言えるし、女性としての魅力がそこにあり、ただ人よりパワフルなのだ。
  
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by jd69sparrow | 2007-11-25 00:09 | 映画タイトル さ行