クロサギ

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<イントロダクション>
 クロサギ。 クロサギとは、詐欺師をつぶす詐欺師のことである。 よって、そのターゲットは詐欺師以外になることはない
 主人公黒崎はシロサギと呼ばれる者たちに家族を奪われた。 彼はシロサギへの復讐を誓う。そのために黒崎が選んだ道は詐欺師になることだった、それもタダの詐欺師ではなく、“クロサギ”だ。 自分と同じようにシロサギたちに騙され、被害にあった人を助けようというのだった。 黒崎はそれについての情報をえるため、本来なら憎むべき相手,つまり彼から大切な人たちを奪った張本人で詐欺師の世界のドンである桂木のもとへ通うようになった。

<ストーリー>
 今度の依頼人は桶川レイコという,会社を経営をしていた人で、彼女を欺いた相手,言い換えれば黒崎がくらう敵は、石垣という男。 石垣は一筋縄ではいかない,手ごわいシロサギ。 かつて、日本経済をゆるがした人物であり,(黒崎にとって)強敵である。 それでも黒崎は決してあきらめない、彼は桂木や桂木とも石垣とも関わりを持つ,さくらの力を借りて、また,ターゲットに巧妙なトラップを次々と仕掛け、苦境に負けることなく依頼人,困っている人を助けるため,そしてシロサギたち、他の卑劣な詐欺師たちをくらいつくすために果敢に敵へと立ち向かっていく。

<感想・コメント>
 作品の中にはいくかの鍵がある。 それは話の内容を示すものだったり、謎を解くヒントだたりと鍵が物語にもたらす効果はそれぞれ違う。
 その中で二つ言えるのが、シェイクスピアの言葉と,オセロ(ゲームの)である。 前者はkの映画やドラマだけでなく、現実をも表すものであり、私たちにより,近いものだと思う。 後者は私たちに直接つながるものではないにせよ、リアルな人間の心理が含まれている。 実際、この物語のような“クロサギ”が存在するかどうかはさておき、映画フィクションでも現実味のある話だ。
 よく海外などで命に関わる事件とか、数多くのニュースを聞くけれど。日本もまた,そういったことについて全くの無関係ではなく、私たちが生活していく中でも、これほどまでの危険が潜んでいるということがよくわかり、フィクションの物語に,恐ろしさが見受けられた。 決して、物語の中で語られていることが、そこだけの話ではないからだ。 そういった事柄が数百年も前の人の言葉で表されているのがすごい。 どんなに時が流れ,世界が変わっても人の根本的な部分は変わらないということなのだろう。
 悪に対して、その悪と同様の立場から罠をかけて、その悪に気づかれることなく,最終的には敵に一泡吹かせる。 その結果、弱い立場にある人たちなど,善なる人たちが報われるという『クロサギ』という作品のコンセプトがとてもおもしろい。
 “クロサギ”は人を救う救済で、ターゲットで敵でもあるシロサギたちとの駆け引きという心理戦でもある。 
 映画全体で言えば、ストーリーを楽しみ,多くを知り、考えさせられるものであると思う。

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by jd69sparrow | 2008-03-25 19:26 | 映画タイトル か行