L change the World

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<Death Note(前回)までのあらすじ> 
 “Death Note”、そこに名前が書かれた者には死が待っている。 死神が落とした“Death Note”を拾った,頭脳明晰な青年・夜神月は、犯罪のない平和な世界を築きあげるため,“キラ”となり、人の生命を操るようになる。 しかし、その歯車を狂わす,もう一人の天才が現れた、Lである。 本名もその素顔、生い立ち、全てにおける彼の情報は謎に包まれている。 警察と交わり、次々と事件を解決しているということがLという人の唯一知られている手がかりなのだ。 そして、夜神月とL、人の生と死をかけた,二人の頭脳戦が始まる。

<イントロダクション>
 “月=キラ”との戦いの末、自らの命を犠牲にすることで、キラとの勝負に勝ち,“Death Note”による“死の連鎖(意図的な)”を食い止めたL. 彼は自分の名を“Death Note”に書いたのだった(つまり、Death Noteに名前を書くことで自らの命を犠牲にしたことになる)。“Death Note”により,操れる命の帰還は“23日間”。 キラとの戦いの終わりから,Lno最期までが23日間で、その空白の時間の出来事が『L change the World』である。

<今回のあらすじ>
 死神がもたらす死がなくなりし後、人為的な“死神”が密かに作り出されていた。 “増えすぎた人口”を減らすのが“それ”の目的である。 人の手によって生み出された“死神”。 それは今日的な進化能力を持ち,破壊的なパワーを兼ね備えた死のウィルス。
 そのウィルスの鍵を握るアジア感染症センターの研究員kらのSOS、仲間からのメッセージと贈り物を受け取ったLは、研究員の娘、真希、そして仲間からの贈り物,死のウィルスを利用することを企むブルーシップにより消滅させられた,タイの小さな村の唯一の生き残りである子ども・BOYを守り,頭脳を使い,また,体を張ってブルシーップと死のウィルスに戦いを挑む。

<感想と解釈>
 (これは推測に過ぎないのだが、)Lは「家族」が記憶に残らぬほど,幼い頃に良きパートナーであるワタリの持つ施設に連れてこられ、ゆえに「家族」の温かさを知らず、目の前にある難解なクイズを解くことを楽しみとし、人と直接関わるのも,ワタリ意外にはあまりなく、彼はまるで(有能な)ロボットのようである。 そんなLの変化をここでは描いている。
 Lは頭で解決できないことに不器用だ。 ゆえに、直接人との関わりや体を動かすことには慣れていない。 愛情や友情を知らないLは、初めて守るべき存在ができたとき、なんとなくぎこちない。 そのぎこちなさと不器用さ、そして 人と交わっていくことで、そんな彼の中にに知りえなかった,自らの内面が表に出てきているのかもしれない。
 感情が見えない、あるいは見えずらい。 そんなLにも命に対する思いがある。 それは、彼にとって何物にも変えられない,大切なパートナーを失い,命の重みや大切さをそこで初めて知ったからと言えるだろう。
 それまで,価値を見出すことのできなかった,現実世界に壁に囲まれた空間から出て“世界”に触れて,現実の意味を理解し始めるL、真っ黒だった彼の目の光が宿ったようだ。
 今回の話は、世界をまたに駆けてのバイオテロ。 “Death Note”から路線が離れているようでもあるが、根本的なところや目的はほとんど変わらない。

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by jd69sparrow | 2008-03-29 13:03 | 映画タイトル あ行