名探偵コナン 戦慄の楽譜

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 『名探偵コナン』と言えば、コナンや少年探偵団たちの推理と冒険の物語であり,工藤新一(コナン)と幼馴染の毛利蘭との話であるが、もう一つ(特に劇場版で)印象に残る,魅力なのが“音楽”である。 作品の後ろで流れる音楽は物語を演出するもので、第二の主役的な役割を担っていると思う。 その“音楽”が今回のテーマ。 
 今度は後ろで流れる音楽があって,物語に影響を与える,登場人物的なポジションにある。 そうした,スポットライトがあてられた曲には意味がある。 いつ,どんな場所・状況で…というふうに思考をめぐらすと,きっとそれがわかってくるのだろう。
 映像マジック(最新技術)がふんだんに使われ,アニメーションと言えど,とても迫力のある,スリリングなストーリー展開だ。 
 あらすじ。 音楽の名門,堂本アカデミー、そこで今度 コンサートが開催されることになった。 コナンや蘭たちは園子のつてでコンサートのリハーサルから本番までを見学させてもうらうことになった。 美しいヴァイオリンの音色が響き渡るステージ…この楽しいひと時の一方で、事件は起こっていた。 死傷者が出た事件から始まり,連続殺人へと続く。 共通するのは被害者たちが皆,堂本アカデミーの関係者であるということ。また,コンサートでソロを歌うソプラノ歌手・秋庭怜子も堂本アカデミーの卒業生である事から、見えない殺人者の標的となる。 コナンは標的となった人たちを守るために,事件の真相を追う。
 コナンの映画の中には推理やアクションがメインとしてあり、ストーリーが進んでいく。 アニメーションならではのアクションもあるけれど (前述したとおり)実写映画に劣らない、あるいは実写映画なみ。 アニメーション技術が発展していく中で『コナン』もまた、進化をしていくわけで,平面的にしか見えなかったものが,実写で映し出された映像のように立体的に映し出される部分があり,描かれる。
 『戦慄の楽譜(フルスコア)』では、コナンが持つ推理力などの探偵としての力以外の,意外な能力が明らかにされたり,新一と蘭との過去がクローズアップされる。 そして、その二人の過去がある事とつながりをもたらしているという…。 無関係だと思われた物事が,思いもよらぬところでつながっていたり、つながったりもする。 世間は広いようで狭いということもある。 今回のこの“つながり”はとても素敵なものであり、現実にもあったらと思う。
 アニメーションつぃての技術、シリーズの話ごとに異なる,各々の作品の特色、毎回大胆なアクションなど、いろいろな魅力がある中で、にさん気づいたことがある。 毎度お馴染みのオープニングである。 第一作からだとか,シリーズをかかさず連続で見ている人には見慣れているが、とても親切だと思う。
 実写のシリーズもの、あるいはドラマからの映画化では中々見られない光景だ。 前作を見なければ,あるいはドラマ版を最後まで見ていなければわからにあ部分がある作品は それはそれで良いと思うが。 そのとは言え、今夏も目だって変化がない(オープンニングが)と思いきや…。 長い間似たようなパターンを見た後の変化は新鮮で,なおかつ面白い。 良い意味でふいをつかれたサプライズ?がいい(『コナン』の場合、劇場版での一つ一つの話が独立した話だから前の話を知らない上での混乱もないに等しい)。
 今回の話の終わりはしんみりした…また,綺麗で今までの中で一番良いかもしれない。

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by jd69sparrow | 2008-05-28 00:16 | 映画タイトル ま行