インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国

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<イントロダクション>
 古代の遺跡物は、財産。 というのも、現代に生きる人たちが過去に文化を築き上げた証を目で見れるからだ。 そして、そこから学べることはたくさんある。 インディー・ジョーンズの冒険は遺跡に眠る財宝を巡り,争いがあって,そして遺跡に足を踏み入れることで危険と対峙するという冒険活劇。
 遺跡にもいろいろあるが、からくりがいつもどこかに潜んでいる。 インディは毎回それに巻き込まれる…それはインディの宿命と言っても過言ではない(実際、映画化の中での作り手たちのこだわりとして、彼の冒険の数々の記録を示すものがある)。
 お決まりではあるが、それがまた期待を裏切らない,おもしろさを生む。 そして、このシリーズ四作目では新たな方向に物語が向けられている。

<あらすじ>
 1950年代。無限に広がる大地を車が走っている。 インディー・ジョーンズ博士は思いもよらぬ所から…しかし、これから始まる痛快な大冒険を予感させる始まりである。
 遺跡から歴史的な意味を持つものなど,文明の数々を発掘することが,半ば生きがいなインディーは時々,学校の教授である。 彼が関わってきたことにFBIが目をつけられており、学校をしばらく離れることになった。 そして、慣れ親しんだ地を後にしようとした,その時マットという青年に呼び止められ,彼の母親がさらわれたこと、インディーの学者仲間・オックスが命を狙われていることを知らされる。 それは“クリスタルスカル”という財宝にまつわるものだった。 仲間と共に“クリスタルスカル”の持つパワーを狙うものたちと戦い,他の仲間たち(大切な人たち)を救い、さらに敵の陰謀を阻止する,インディーの冒険が始まる。

<感想>
 インディの冒険ストーリーは現在から少し離れたところにある。 だから、冒険の場面や登場人物、それに(最初のほうは)レトロな雰囲気のある映像が演出されているのだろう。 登場人物、つまりはマットなのだが,映画「ヘアスプレー」に出てくる人物たちを想像させた。
 (プレーリードックが大地から出てくる)物語の始まりは個人的に好きな場面の一つで、その後もその“始まり”を思い出させてくれる場面があっていいなぁと思う。
 前作から19年もの月日が過ぎ、ストーリーとしても時が過ぎている。 それでもインディは私たちに大胆なアクションの数々を見せてくれる。 無鉄砲…というか、出たとこ勝負(※作中参考)な彼の冒険心(好奇心)が魅力的な映画を作っていると言っても良いだろう。 考えることはあるが(謎を解く時に)行動に出るとき,つまり 敵との戦いのときや、危険から脱するときは考えるより早く前に動く。 それが吉と出るか凶と出るかインディの気にするところではなく,まず やってみるという感じ。 とはいっても、何か底知れぬ自信があるに違いない。 体を張ったアクションがあって、さらにそれは、見ていて爽快であり,どこかコメディを感じさせるものがあっておもしろい(コメディばかりでなく,はらはらドキドキな戦闘場面もあるが)。
 マットがさらに大胆なアクションを見せる。 かっこよくもあり,おもしろくもある。 インディとマット…後に二人の意外なつながりが明かされるが、その前後でのインディの態度のギャップがおもしろい。
 今度の敵は、イリーナ・スパルコ大佐という初の女性の黒幕。 冷酷でポーカーフェイスなその裏には欲深さがある。 知への欲求。 方向性が違うが,あるところまではインディと共通するものがあると思う。 そして、簡単には倒れることはなく,執着心も強いし 戦闘能力も高く,で妖麗かっこよくもある。
 ストーリー、演出、音楽、そして登場人物とあらゆる角度から楽しめる。 そして、全四作のsリーズはつながっていて,それは今回のコンセプトや映像に映る,細々とした“モノ”にもあるが、過去のシリーズに登場したマリオンの再登場(同じ役者さんで!)もその一つだ。
現在、東京ディズニーシーにある「インディ・ジョーンズ」アトラクションは今までのシリーズを凝縮したような感じである。 「クリスタルスカルの王国」もまた,そういうアトラクション的で魅力的なところが満載。 アトラクションとしてあれば最高だ。
 いかなる時も冷静で,その冷静さが面白いこともある。 力に衰えなど皆無に等しく、目の奥で光るものは実際ずっと若い。 それがインディであり,ハリソン・フォードという俳優の魅力である。

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by jd69sparrow | 2008-07-11 17:11 | 映画タイトル あ行