20世紀少年 第一章

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<イントロダクション>
 “終わりの始まり”と謳われる『20世紀少年』は、この言葉を耳にした瞬間、興味をそそられる。 また、新しい発想だと思った。 時代背景は主に20世紀,プラス近未来。 恐怖やアクションならではの迫力がある一方で、1970年代という時代背景が描かれていて、楽しさと懐かしさの両方が一度に味わえる。 それが『20世紀少年』である。 SFアクションと『ALWAYS三丁目の夕日』のような古きよき,時代との組み合わせは言葉で聞くと意外だが、少年時代に空想していたことが未来で現実になるという,バランスがとれていると言えるだろう。

<あらすじ>
 1970年代、少年たちは原っぱの真ん中に秘密基地をつくり、夢や空想を語り合ったりして,友情の絆を深めた。 彼らは“正義が悪を倒す”という話で盛り上がり、そうして空想を楽しむ中で、その空想を形に残した。 それが後に惨劇を生むことも知らずに。
 それから月日は流れ、少年たちは大人になり、それぞれの人生を歩んでいた。 ケンヂは友の勧めで小学校の同窓会へ行く。 そこで持ち上がったのが、世間を騒がしている事件にケンヂたちが少年時代に考えた“マーク”と空想を書いた“よげんの書”が関係しているということだった。
 その後だった。 思いもよらぬことが現実になったのは。 “世界各地で細菌による被害が広まる…”というのは“よげんの書”に書かれていることだ。 “よげん”が次々と現実のものとなり,世界は恐怖に包まれ、ケンヂは戦わざるをえなくなった。 かつての友、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、そしてフクベエという原っぱの秘密基地のメンバーたちを仲間に,“ともだち”と名乗る,“悪”に立ち向かう。

<感想>
 一番印象に残った言葉がある。 「人間、無謀とわかっていても戦わなきゃならない時があるんだ!」というもの。 これはケンヂが少年時代、いじめっ子たちに言った言葉であwる。 その時のケンヂの目は恐れを感じさせない,強く、大切な仲間達への思いが宿っていた。 そんな頼もしい少年が こぶしとなまりの効いた,「いらっしゃいませ」を言うコンビニ店員になっているというギャップがなんともおもしろい。
 話は戻して、そのケンヂの名台詞は、“よげんの書”が現実となった時,ケンヂに課せられた運命的な言葉だ。 また,“ともだち”というリーダーのいる団体により,全ての罪をかぶせられた
ケンヂたちの(少年の頃)友情の印は世界を滅ぼそうという,“ともだち”たちの手に渡っている。 “よげんの書”を書いた責任をもtって、ケンヂたちは立ち上がり,彼らの“友情の印”を取り戻すために、そしてケンヂのもとには原っぱで遊んだ仲間達(つまりは、“よげんの書”と“友情の印”を知る者たち)が集結して戦うわけで、子供時代に友情を深めたみんなが一丸となって戦うというのが素晴らしいと思った。
 自分のところに仲間が続々と集まってくるというのはどんなに嬉しいことだろう。 
 頼りなく見えた主人公が頼もしいリーダーとなり,戦う。 何か特別な力を持っているわけでもなく,仲間達とそれぞれ,己の力だけでもって、力の限り敵に立ち向かうのが、かっこいい。
 “ともだち”の正体や、また,“よげんの書”に記されたことが全て現実となった後に.何が待っているのか気になる。

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by jd69sparrow | 2009-01-03 16:22 | 映画タイトル な行