バッドマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲

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<イントロダクション>
 タッグによるヒーローアクションはそうそうない、ましてや三人のヒーロー・ヒロインに対して三人の敵というものは。 ヒーローとしてはバットマン、ロビン、バットガール。 悪役としてはMr.フリーズに関しては元は人間らしい優しさのある人だった。
 クリスチャン・ベール主演で新しく生まれ変わった『バットマン』シリーズがシリアスなのに対し、対照的ともいえる『バットマン』だけど、映画全体が醸し出す色は、通じるものがある。 とは言え、少なくともオープニングのバットマンたちの登場シーンは一段と濃い。 一人ではない,チームの一員としてのバットマンは旧シリーズだけど新鮮だ。

<あらすじ>
 師と弟子のような,あるいは親と子のようにも見える“バットマン&ロビン”。 彼らの今度の敵はまわりのものを凍らせてしまう,氷の男・Mr.フリーズと植物人間のポイズン・アイビー、そしてベイン。 Mr.フリーズは重い病の妻の命を救うための研究中の事故で超低温の中でしか生きられない体質となり、愛妻を助けるためには手段を選ばない。 彼の狙いはその動力となるダイヤを集めること。 ポイズン・アイビーは植物を愛する研究者だったが、同じ研究所内の研究仲間の野望にのまれ、植物人間と化す。 アイビーの力は体内から唇を通して、猛毒を出すことや、バットマンたちを苦しめるフェロモンである。 同じく研究所内で被害にあい,怪力男となったベインはアイビーの下につく。  アイビーはMr.フリーズを利用して世界を我が物とする計画を企て、Mr.フリーズは自分の悲しみを世に知らしめるべく,無限に広がる大地を凍らせようとする。 バットマンたちはこの野望を阻止するべく,苦しめられながらも,敵に立ち向かう。

<感想>
 Mr.フリーズもかなりの強敵であるが、バットマンたちにとって厄介な敵なのが、ポイズン・アイビーだ。 アイビーはバットマンとロビンとの絆を揺るがすほどの力を持っているからだ。 バットガールの力なくしては、太刀打ちできないと言っても過言ではないくらい。
 ここではバットマンとロビンとの信頼関係が大きく描かれている。 バットマンはロビンをまだ子供のように扱うところがあり、ロビンはそんな扱いを受けることにうんざりし始める。 自分の力を認めてもらうべく、無鉄砲になりがち。 互いに信じ切れていない部分があるのだ。 でも、やがて互いが互いを助け、彼らは二人とも必要であると再認識するという話なのだと思う。
 毎回、カタチを変えていく、バッドモービルをはじめとするマシンも注目である。 バットモービルとは違うロビンのマシン、それに敵であるMr.フリーズのモービルもまた かっこいい。 バットモービルに関してはレース用のマシンのようだ。
 バットマン、ロビン、バットガール…それぞれのタイプの異なるスーツんも注目。 バットスーツもモービルも同様,回を重ねるごとに進化していく。 ロビンとバットガールはバットマンとは違い,頭部を覆うマスクではなく ワンポイント隠すマスク。 マントを除いて考えてみた時、『Mr.インクレディブル』のヒーローたちを連想した。 
 後半シーン、三人のチームプレーが光る。 クライマックス、初めてバットマンとロビンとが本当の意味で互いを信頼した印象深いところだ。
 ブルースは少年時代からずっと自分を支え続けてきてくれた,アルフレッドを病から救い、ロビンとバットガール(バーバラ?)を信じ、守るため,全力で戦い、同時に世界を,またMr.フリーズを救うことをあきらめなかった。 バットマンとロビンが真に絆が結ばれた瞬間、そして追い込まれてから一気に挽回するくだりはとてもおもしろく、またホットである。 

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by jd69sparrow | 2009-02-01 12:09 | 映画タイトル は行