パコと魔法の絵本

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<イントロダクション>
 おとぎ話と一言で言い表すこともできるが、思うに よく知られているおとぎ話でも、現実的でもない不思議な物語である。 それは夢の世界のようである。 ストーリー展開のノリの良さが特徴的である。 そして、もう一つインパクトがあるのが出演者たちに施されているメイクである。 素顔がわかりにくいほど。 みためだけだんく、濃いキャラクターたちばかりである。


<あらすじ>
 とある青年のもとに一人の老人がやって来た。 彼の名は堀米。 堀米は青年の部屋に飾られている写真に映っている強面の老人について語り始める。 写真の人物は大貫といった。 大貫は大きな会社のトップであったが,発作のため病院へ。 仕事一筋できた彼にとって入院ほど嫌なことはなかった。 大貫はワガママし放題で自己中心的。 そんな彼に他の入院患者たちは近づこうとしなかった。 怒鳴り散らす毎日。 すると、ある日大貫の目の前に一人の女の子が現れた。 彼女はパコといった。 パコは母親から誕生日にもらったという『ガマ王子とザリガニ魔人』という絵本を毎日読んでいる。 天使のようなパコに出会い、心動かされた大貫。 さらにパコが事故で一日しか記憶がもたないという事実を知った大貫はパコのために何かしてあげたいと考える…。

<感想>
 大貫は一代で会社をたちあげ、大きくした人物。 プライドも高く、ただベッドに横になって過ごすなんて退屈極まりないと考えている。 まわりとはコミュニケーションをとろうとは,ほとんど考えない。 大貫は一人で今ある成功を掴んだのだと言い張る。 一人で今までやって来たと。 決してそれは偽りではないだろう。 一人だったからこそ孤独で己のみを信じてきたから,他人を信用し、人々の記憶にも残りたいとも考えない。 気難しい人間になってしまったのだろう。
 パコの笑顔が大貫を変えた。 それまで他人に自分が知られているのを忌み嫌っていたが、パコの綺麗な心が見えたとたん、温もりのなかった彼の人生に癒しと光を照らしたのだ。 何かに縛り付けられた状態から解放されたに違いない。

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by jd69sparrow | 2009-02-07 22:16 | 映画タイトル は行