DRAGONBALL EVOLUTION

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<イントロダクション>
 漫画『ドラゴンボール』をベースラインにした,全く新しいヒーローアクション…という印象であり、実際にそうだと思う。 登場人物だとかドラゴンボールを集めに行くことなど根っこの部分は一緒。 個人的に元々の『ドラゴンボール』が見えたのは“かめはめ波”と“ドラゴンボール探しの旅”という物語の基盤的な部分である。この二つは『ドラゴンボール』という物語の象徴とも言えよう。
 『ドラゴンボール』は詳しく知らないこともあり,ここで知ることも多かった。 とは言え、人物設定などは原作と違う部分もある。 原作をリスペクトし,新しくハリウッド世界の『ドラゴンボール』という感じ。 原作を一度頭の中でリセットして見るもの…とは言いつつも実写化になって、ハリウッド風味になるとどんなものに仕上がるのかという点を見てしまう。

<あらすじ>
 孫 悟空はアメリカの高校に通う高校生。 学校では変わり者という目で見られ、決して強い立場ではない。悟空は祖父・悟飯と共に暮らし,武道の修行をする毎日を送っていた。 ある日、悟空は誕生日を迎えた。 しかし,悟空は自分の過去を知らない。 その真実を悟飯から悟空の誕生日の夜、教えてもらう約束だったが…。 
 はるか昔に地球を絶滅の危機に追いやったピッコロ大魔王。 彼は弟子の大猿とともに,老師たちの手により,封印される。 しかし、時を経て復活を遂げる。 彼の目的はただ一つ。 地球への復讐。 それにはあるものがどうしても必要だった。 
 悟空は誕生日祝いに悟飯からもらった七つあるとされるドラゴンボールの一つをもらう。 世界に散らばるドラゴンボールを全て集めた時望みが一つ叶うという特別なものだ。 ピッコロ大魔王も己の野望を現実とするために,ドラゴンボールが必要だった。  大魔王の魔の手にかかった,悟飯の意志を継ぐべく,悟空はドラゴンボール探しのたびに出る。

<感想>
 設定においてカルチャーショックに近いものを感じるかもしれない。 洋モノ仕立てであるがゆえにだ。 ピッコロ代魔王においては、『スターウォーズ』の悪役(例えばダース・モール…プラス『マスク』での悪玉の“マスク”)という色合いだ。 だけど主人公の旅の道中で原作に存在する仲間達が次々と登場してくるのを観るという楽しみがある。 
 近未来的とは言え,それもまた実写版『ドラゴンボール』の魅力なのかもしれない。 『スター・ウォーズ』のような世界観がある。 そこに『カンフーハッスル』などで有名なチャウ・シンチーの味がしっかり足されている。“かめはめ波”。これのように日本語のままのものはそのまま残されており、なんとなく親しみやすさがある。
 そして一番の見所であり,印象深い場面はやはりピッコロ大魔王との対決。その中でもキメの“かめはめ波”はとても迫力あり。 また、その前の修行場面も中々おもしろい。 かめはめ波が完成していく過程である。 それは迫力だけでなく、ロマンティックな雰囲気もあるのだ。 そこにはティーンエイジャーらしい悟空がいる。 人間的かつ少年らしい悟空の一面だ。
 悟空、チチ(悟空の憧れの存在)、亀仙人、そしてピッコロ大魔王。 それぞれのアクション,どれもがクールでかっこいい。 特にどんどん成長し,強くなっていく悟空。 原作とまではいかないまでも,悟空がこれからはかりしれない力をてにしていくのだという可能性が実写版にもちゃんと描かれている。 続編ができるかどうかは定かではないけれど。できれば、この先スーパーサイヤ人の力を獲るところまで見てみたいものである。
 ここに込められているメッセージとして記憶に残るのが、“自分を信じる”ということ。 困難を乗り越えるためには自分自身の力を信じることが大切だということだ。 自分を信じれば、想像をはるかに超える力が発揮される… シンプルなメッセージだけど心に強く響く言葉・メッセージである。

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by jd69sparrow | 2009-03-18 23:38 | 映画タイトル た行