2006年 11月 10日 ( 1 )

DEATH NOTE the Last name

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デスノートを手にしたものにはある能力をデスノートの持ち主である死神と契約を結ぶことで手に入れることができる。 それは“死神の目”。 死神の目を持ったものは寿命を半分ささげることで死神が持つ人の顔を見るだけでその人の名前を見ることができるという能力。 第二のキラが参上、そしてそのキラこそ“死神の目”を持つものである。 キラとは、デスノートを手にし、他人の死を自由に操ることのできるものを指す。 すなわち生ける死神、言い換えれば人間界の死神とでも言えようか。 デスノートの力、ただ人の名前を書くだけならそれはその標的とされた人物は心臓麻痺により命を落とすこととなり、また詳細を付け加えたりするとその通りに標的は命を落とすのだ。 
 今回は「DEATH NOTE」の前編・後編のうちの後編「the Last name」。ここで前回の話を振り返ってみようと思う。
 夜神月は優秀な警察官の父を持つ大学生。 ある日“DEATH NOTE”と表紙に書かれた黒いノートを手にする。 手にしたことによりそのノートの持ち主である死神が見えるようになり、所有者になることを心に決めることでそのノートを使うことで人の生死を操ることができるようになる。 現代の犯罪が絶えない世界、法では対処しきれない現状に強く疑念をいだく彼はそんな世の中を一掃すべくDEATH NOTEで次々と犯罪者、また彼が犯罪者たちを一掃しようという計画を邪魔する者の命を次々と奪っていく。 しかし頭脳明晰の彼に匹敵する敵がいた。それはLという謎につつまれた探偵。 この二人の推理による駆け引きが物語を動かす柱でもある。  デスノートの所有者が二人になり、デスノートじたいも二冊となる。 L(竜崎)を始めとする警察の捜査本部は事件の解明に急ぐがこの二人のキラの存在がやっかいな問題となり苦戦する。 第一のキラ,夜神月(やがみライト)と月にとって最大の敵であるLの推理戦は果てしなく続く。 月はいまや、“死神以上に死神”と化し、ある意味で人の生死をわける征服者,あるいは支配者とでもいうようである。 彼の綿密な計画と頭脳は予想だにしないものであるが、それ以上にストーリー展開,さらに結末への流れは想像しえぬものとなっている。 第一のキラの後、第二のキラが登場と事件は急速に展開していくとキラを支持する者もますます増え、日本の世の中がキラ現象にみまわれている。 キラの標的の対象はキラとされる者の数だけ多く広がり、犯罪者という枠はとっくに超えてしまった。 それはキラの前に立ちはだかるもの全てである。 
 事件は月による練りに練った計画とトラップ、キラが他人の命を奪う方法の手段と広がりによりLたちは苦難をよせられ、L自身も窮地に追い込まれてしまうがそれは月にとっても同じで,綱渡りのような大きく危険なリスクを受けることとなるのである。 そしてキラ(=月)とLの推理バトルは最後の最後まで続き、見逃せない。 
 Lの意外な一面?も見ることができ、行動にも面白い点が多々あり。 彼はいつでもどこに行くにも甘いものを手放さないといった細々とした笑いどころもあった。 あのどこから出てきたのか、またどこで手に入れたのかという,ひょっとこの面も忘れがたいところ。 Lは間の抜けた印象を全体像から与えるけれど鋭い感性を持ち、推理力を持ちかっこいい部分も多いのも確か。
 月は悪に等しいけれど完全にその悪が否定できないのは月が気付こうとする新しい世界への考えの中に共感できる部分があるからであると思う。 主人公が悪、主人公の敵となるのが善というのも中々ないであろう。 彼が見る法の世界には確かな現実感が映し出されていると考えられるのだ。 しかし結局は善ではないと言えると思う。
 二人の死神リュークとレム。 全く違うタイプの死神である、その最大の違いがデスノートの所有者への見方というのは以前の記事で述べたと思う。 レムが第二のキラ,弥海砂(あまねミサ)にこだわる,その真実が今回明らかになる。
 月とLの心理戦もヒートアップしていく。 月もあらゆる方法で難をするりするりと逃れていくけれど、Lも針でつつくかのように鋭く月の思わぬところをついてくるととてもスリリング。 
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by jd69sparrow | 2006-11-10 16:21 | 映画タイトル た行