2006年 11月 23日 ( 1 )

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの冒険

d0058606_18123417.jpg
 「クレヨンしんちゃん」は決して子供向けに限るわけではない。 もちろん主人公は5歳児の幼稚園に通う子供であるのでどちらかといえば大人というより子供がよく見るものであるのは確かであろう。 しかし、そんなアニメーションであっても大人の感動のツボをつくのがうまく、さらに物語の中につまっている何かが引き寄せるのである。 主人公のキャラクターも大人の意表をつくものであると思う。 主人公野原しんのすけは年相応の子供らしさも兼ね備えるキャラクターであるが大人顔まけな部分も多いと思う。 最近思うのが、ふざけていてボケているようなのにするどいところはとてもするどいし、賢いとさえ感じる。 それは何気ない一言だったりするのだが、ズバリポイントをついているのだ。 また、しんちゃんが惹かれるものもまた,子供的なところと大人の男の人の視点なものがある、ただ愉快すぎるというところでは終わらない。 この主人公を見ていると「こんな子、実際にはいないだろう」と最初は思う。 がしかし、最近の子供を見ているとしんちゃんほどとは言えないしてもあながち現実離れはしていないのではないだろうか。 ちょっと生意気なところ、するどいところ,今までは考えられなかった子供らしからぬ面などなど、いくつか現実としんちゃんの世界との間に共通点を見出せることだろう。
 しんちゃんは幼稚園の遠足で遊園地「ヘンダーランド」に行く。 そこはヘンダーランドの世界の住人たちがそれぞれのアトラクションであったりパーク内にいて子供たちは大喜び。 そんな中しんちゃんは不思議な人形のあるまだ公開されていないアトラクション施設へと迷いこんでしまう。 そこでしんちゃんはネジのついた人形を見る。 そこでヘンダーランドの知られざるところを目撃したしんちゃんは事件に巻き込まれていく。 悪が存在していたのだ。 悪を消し去ることを頼まれたしんちゃんの冒険の物語である。
 しんちゃんの映画というのは平和でほのぼのとした日常からどこか遠くへ出かけると不思議な領域へとしんちゃんたちが足を踏み入れることで物語が始まる。 そしてしんちゃんの家族が家族ぐるみで事件に巻き込まれ(また,しんちゃんの友達も含めて)、力をあわせて悪と戦うというもの。 しんちゃんたちが戦う悪というのはいつもユーモアであふれていておバカかな感じがするもので、笑いどころも満載。 普段のおバカなしんちゃんが子供らしさが表れ,輝いた瞬間や大切な友達や家族のために敵と立ち向かう瞬間がすごくおもしろいし,心が揺さぶられる。
[PR]

by jd69sparrow | 2006-11-23 18:36 | 映画タイトル か行