2007年 04月 06日 ( 1 )

この胸いっぱいの愛を

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 人はみな何度も後悔をしながら生きている。 あの時ああしていればよかった、こうするべきだったなんて考えてしまうことはよくあることだろう。 それがもしやり直せることができたらなんて思う。 訳もわからずただただ後悔をして悲しんで時に身を委ねてしまう。 そういったことで納得がいく答えを見つけ出したとしたらどんなに気持ちが良いことだろうか。 時を越え、過去を振り返る。 未来から過去へ、やってきた者たちは今まで心に抱えてきた疑問の答えを求め,また過去に遣り残してきたことを果たすため彼らは時を隔てて答えのある同じ世界,同じ場所にたどり着く。 彼らに共通すること、それはそういった後悔の念であったり疑問の答えであったりと何かしら心のどこかにひっかるる部分を持ち合わせしていることだ。
 2006年、主人公・比呂志は飛行機を使って出張にいく最中であった。 そこはかつて比呂志が幼い頃育った場所であった。 少年時代と何一つ変わらないその場所に懐かしむが自分の目の前を通り過ぎていった少年に見覚えがあった。 「オレだ!」、彼の目の前にいたのは20年前の自分だったのだ。 そこで比呂志は自分のいる場所が過去の世界であることを悟る、1986年であると。 飛行機にゆられていたはずの彼はふと気づくと時を越え,少年時代へとやってきたのである。 しかし過去へやってきたのは自分以外にもいるということを知る。 偶然同じ飛行機でしかも席も近くに居合わせた。 布川という少年、名前のとおり影の薄い臼井、そして目が不自由な老婦人・朋恵の三人である。 比呂志は20年前の世界で大好きだった人と再会する。 そして四人はそれぞれが望む人々・場所にタイムスリップしたのである。そして彼らは自分たちがそれぞれ過去へやってきたのかを知る。
 騒がしさのがありふれた未来から過去へとやってくる,言葉で表すとするならば“時を越える旅”、“時間旅行”といったところだろうか。 これもまた世にも不思議な世界観がある。 
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by jd69sparrow | 2007-04-06 00:18 | 映画タイトル か行