2007年 05月 06日 ( 1 )

ゲゲゲの鬼太郎

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 「ゲゲゲの鬼太郎」は十年に一度のペースでテレビアニメ化がされ、実写版も過去に数回既に実現されているらしい。 2007年、新たに「鬼太郎」に命がふきこまれる。 五度目のテレビアニメ化になり、実写による劇場版が実現された。 CGが駆使され、妖怪の世界はリアルに再現されており、本当に人間社会のすぐそこには妖怪の住む世界があるかのようである。 古風な世界観を残しつつもビジュアル的に優れた現代がここに表れている。 まず,それは主人公の鬼太郎によく表れている。 ちょっとビジュアル系な感じのただよう鬼太郎。不思議なオーラをかもし出しつつも人間界と妖怪の世界との架け橋のような役目を担い,優しさと純粋さを持つ鬼太郎のイメージは変わらない。 恐ろしくもあるけれど どこか憎めない妖怪たちが勢ぞろいである。 その愛らしささえ感じることのできる妖怪たちは水木ワールドならではの特徴と言うべきだろうか。 どれだけのどんな妖怪たちが登場するのか。 もちろん、お馴染みのキャラクターも登場。 アニメや漫画とイラストでしか見たことのなかったキャラクターたちがどのように動くかというのは楽しみの一つ。 鬼太郎のまわりにいる目玉のオヤジやねずみ男、猫娘などメインとして出てくる妖怪たちのほかにも鬼太郎たちに関わりを持つ妖怪たち、また名前が紹介されずとも妖怪の不思議な世界を作り出している。 様々な個性と力を持った妖怪たちも一匹一匹見てみたいところである。 役を実際に演じる人、声で演じる人といるけれど目に映るところ、そして目、あるいは耳をよくこらすことでやっとわかるような各界からの出演者たちも注目すべきならば 作品の世界観や物語じだいも見るべきである。 妖怪には古くから伝えられるものが多くいる。 鬼太郎や目玉のオヤジは別として、その仲間である子なき爺は遠い昔から伝わる妖怪。
今回は妖狐たちが守る災いや強大な力を持つ「妖怪石」をめぐる物語である。
 時は現代、鬼太郎の暮らす世界へつなぐポストに一通の手紙が届く。 その手紙を見ると差出人には「三浦健太」と書かれていた。 差出人は小学生の少年である。 その内容は健太の暮らす団地に妙な事件が立て続けに起こり、その事件解決を鬼太郎に頼みたいというものであった。 人間の世界と妖怪の世界とを行き来するのは鬼太郎だけではない、“びびびのねずみ男”もその一人である。 ねずみ男は人間相手に悪徳な商売をする、金の関わる美味しい話には目が無いのだ。 ねずみ男は金欲しさに白く輝く宝石のようなものを見つけ,それをすぐさま金に変えてしまう。 「妖怪石」という古くから妖狐たちが守っていた邪悪な妖怪たちの怨念のつまった石であるとも知らずに。 封印されし場所から妖怪石が紛失したことで災いの影が忍びよる。 石は人の手に渡り、それを狙う妖怪たちが人間世界にやってくる。 その恐ろしい事件を聞いた鬼太郎はその一件に巻き込まれた健太や実花(健太の姉)のため、妖怪石のもたらす災いをふせぐため、立ち上がる。
 髪の毛針、霊毛ちゃんちゃんこ、リモコン下駄など鬼太郎ならではの必殺技が見られるほか、その仲間たちの技の数々も見ることができる。 しかし鬼太郎の持つ力や技はまだまだこんなものではなく、驚くような必殺技を多く持っているのだ。 目玉のオヤジのエピソード、バラエティに富んだ妖怪たち、細かな設定など「鬼太郎」の世界は奥深い。 話だけで聞くと人間からの以来を受けた鬼太郎がただ悪い妖怪たちをこらしめるヒーローアクションものにも思えるけれど 人間世界の家族の絆であったり、人間よりもはるかに長い時を生きる妖怪たちのつながりや付き合いであったりと妖怪関係(人間関係)が描かれていたりと物語じたいも「単純」であるとは言えない。 妖怪たちの愛らしさくる魅力やその世界のおもしろさもあるけれど、そうしたドラマがあるからこそ親しみ深く付き合える物語なのだろう。
 鬼太郎だけでなく、砂かけ婆や猫娘などが披露する戦いぶりや技を一つ見るのにも見ごたえがある。 それに一反木綿やぬりかべなどといった脇役たちも忘れてはならなない。 一反木綿は空を飛び、鬼太郎たちをいろいろな場所へといざない、ぬりかべもまた鬼太郎をサポートする頼りになる仲間である。 様々な妖怪たちを見ることも鬼太郎の世界へと入っていくのも楽しみなことなのだ。
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by jd69sparrow | 2007-05-06 23:57 | 映画タイトル か行