2007年 05月 13日 ( 1 )

ホテルビーナス

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 “ホテルビーナス”、人生に迷った者たちは“ビーナスカフェ”を探し求める。 彼らは「ビーナスの背中を見せてください」と言う。 それは長期滞在をしたい、つまりそこで暮らしたいという意思を意味していた。 そうしてあちらこちらから人々が集まり、住まうようになったことから“ホテルビーナス”という言葉が来るのだろう。 訳ありな人々の物語、その舞台はハングルが飛び交うどこかの町にある“ホテルビーナス”。 “ビーナス”とは“ビーナスカフェ”のオーナー(店長?)であり、“ホテルビーナス”の支配人、というかむしろ大家さんと言った方が正しいだろうか。 
 主人公の名はチョナン、彼も道をさまよい そこにたどり着いたもののうちの一人である。 彼も訳ありな過去・事情を抱えつつも住人たちの世話をしていた。 昼間はカフェの従業員として働いている。 そこでは誰もが皆、本当の名で呼び合わない。 名前というものは親から与えられしありがたいものであり、代々家で受け継がれてきたものであったりと大切なものであるが、時としてやっかいなこともあるらしい。 実際、そうなのかもしれない。 ドクター、ワイフ、ボウイ、ソーダ、そして新たにやって来た住人ガイとサイ。 それぞれが全く違う人生を歩んでいるわけだけれど “ビーナス”のもとでは同じ場所で暮らす隣人であったり、ご近所さん。 互いに顔をあわせれば声をかけあい、まるで一つのコミュニティのようである。 ガイとサイ、彼らの関係はいかなものなのか。 父親と思われる男とその幼き娘と住人たちの目に映った。 
 悩みなど何かを抱える者たちが集まり、だからこそ彼らはお互いを理解することができる。 毎日が同じ日課の繰り返しで退屈したりもする。 けれど生きると決めたものは毎日を生きる。 隣人どうしで交流を深めるのに積極的なもの、人と一線をおいているものなど様々だ。 小さな、あるいは大きな何かが起こってもその場所へ行く。
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by jd69sparrow | 2007-05-13 02:06 | 映画タイトル は行