カテゴリ:映画タイトル ら行( 43 )

リバティーン

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 「初めに断っておく 諸君は私を好きになるまい...どうか好きにならないでくれ...」 実在したイギリスの王チャールズ二世に仕えたロチェスター伯爵はこうはじめに語るのだ。 これを聞いたとき何か予感がしていた、明確なではなかったが強く残るものを。 そしてこの言葉の指すものがどんなであるかを考えた。待ち受けていたものはジョニー・デップ主演作だけに一筋縄でいくものではなく、刺激だった。“暗い話”の一言では決してくくってはならない、確かにそう見終わった瞬間感じていた。
 これはロチェスター伯爵ことジョン・ウィルモットの人生の記録。破天荒で問題児であった彼は己の気の赴くままに生き人々に強烈な忘れられないインパクトを与え続けていたのがわかる、これは観る者とて同じことだ。 彼の行動の背景には当時の貴族あるいは民が求めていたものがありありと表れている。 人としては善人ではなかったかもしれない、だがそのキャラクターは憎めない。そんな彼の喜怒哀楽をデップは使い分け、それをもってして伯爵という役をこなしている。 ただかっこいだけではすぐに薄れてしまうが,(よい意味で)そうはいかないのがデップその人なのだ、若くして名優の地位を築き上げたのだから。
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック船長で見せた彼の個性の強さを初めて実感した、今回の「リバティーン」でも引けをとらないその強さが,それに美しさが感じられた。
 チャールズ二世を演じたジョン・マルコヴィッチの声は少し低く、だけど響きは心地よいもの。 また改めてこういった時代モノと彼のとの調和のよさを知った。
 自然光を多く活用したという映像はモノクロ映画にそっと色を加えた色合いが17世紀をよりよく風情あるもの現実性を増させている。
 はちゃめちゃなロチェスター伯爵はあまりにも波乱にみちた道を歩み短い生涯に幕を閉じる。どんなに悪ふざけをsてもそんな彼に惹かれる者は少なくなかったようで、根元は言動とは違う善きものがあり 全てがクロに染まっていたわけではないのだと思う。 彼の最期がせまる手前からそれを迎えたとき、完全にとはいかないかもしれないがその命を意味あるものとしまっとうしたのだろいう、私の目にはそう映った。 彼は善人と呼ばれること拒み,言うなれば悪人と呼ばれることの方をむしろ好んだ。 天才はいつか折れてしまうことがある、それは彼らが選ぶ生き方を一つ間違えた、それともある一線をこえてしまった結果なのか。
 ジョニー・デップの役者としての面に惹かれる者,あるいは興味を持つものは一度は観るべきだ。
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by jd69sparrow | 2006-04-13 12:04 | 映画タイトル ら行

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

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 映画史に残る感動ファンタジー巨編ここに完結。7年もの月日が費やされた「指輪物語」。公開は三部作を3年かけて行われ、まさに大プロジェクト。人の想像を超えるものを人が築き上げるのは至難の業だったかもしれない、作品に携わった人たちのこの苦労あってこそ,これほどまでの偉業を「指輪物語」は成し遂げたのだ。私達を魅了しつづけたこの物語がとうとう完結を迎える日がくるというのはなんとも寂しいことだろう。
 フロドやサムをはじめとする旅の仲間達はそれぞれ別れているべき場所で戦う。その一人一人にスポットライトがあてられ見せ場が用意去れており,彼らの感情が事細かに表現されている。
 「王の帰還」では人間対悪とその悪の化身の壮絶な戦いが繰り広げられ,その一方でフロドとサムが指輪を葬るための旅を続け、正念場を迎えるという三部作の中で一番壮大なストーリー展開となっている。
 光の軍勢にはローハンやゴルドールの戦士たち人間やエルフ、ドワーフ、そしてホビットなどの種族が,闇の軍勢にはナズグルという かつての王達や魔王につくられたオークという悪の種族などがいる。圧倒的に不利な立場にある光の軍勢がいかに闇の軍勢に立ち向かっていくか、そしてその小柄な体格から戦いには不向きとされてきたホビットが自分たちの力を証明していくところが大切なポイントだ。
 アラゴルンが軍を指揮し率いて,剣をかかげ、レゴラス弓を射、ギムリが斧をふり落とし、ガンダルフがみなに戦う勇気をあたえ敵に立ち向かう覚悟をさずけ、メリーとピピンもまた敵にぶつかっていく、フロドとサムは勇気をふりしぼり歩を進める。誰をとってもかっこいい。
 アラゴルンも王としての気質があらわとなり、レゴラスも敵にとびかかって弓を絶妙な角度から射ていく、そんな二人も魅力的だ。三作目で一番輝いて見えたのは個人的にはサムである。
彼は偶然旅の仲間に加わるわけだが、主人で良き友であるフロドに託された指輪を葬るための重い使命を誰よりも近くで見守り支えていく。最後の最後まで主人を信じ守り抜こうとするサムの姿勢に深く感動を受けた、「なんて心優しい,そして心強いのだろう」と。それはフロドの感情のあらわれから感じ取ることができる。サムがフロドを見る目、表情から彼が心に抱いていることが鮮明に伝わってくるようである。
 スメアゴルは元々はホビットだったが指輪に魅せられすぎて今の醜悪な姿と化し精神もろとも表に出てると同じに醜くなっていしまったわけだが,彼なしではフロド達の冒険は先へは進まない,とても重要な鍵を握る存在だ。腹黒いけれど彼はおもしろいキャラクターでもある。二重人格な性質はホビットだったころから既にあったものと思われるが、スメアゴルともう一つの人格とのやりとりが親が子供に厳しく言って聞かせる図を一人芝居でやっているように見えておもしろいのである。
 「指輪物語」に出てくるキャラクター達が嬉しいときはこちらも嬉しくなる、また彼らが悲しいときはこちらも悲しくなる、キャラクター達だけでなく,これを観る私達も感情的になるのだ。悲劇のストーリーであってもそれを受け入れられることができる,精巧な映画である。
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by jd69sparrow | 2006-04-11 00:23 | 映画タイトル ら行

レッド・ブロンクス

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 ジャッキーが中国を飛び出し、ニューヨークにやって来た!今度は真剣アクションもの、しかしもちろんコミカルな演技を忘れないのが嬉しい。筋肉もりもりなジャッキーが過激で大胆なアクションに挑む。
おじを訪ねに香港からアメリカへ海を渡ってきたクーン(ジャッキー・チェン)はまたもや次々と事件や騒動に巻き込まれ、一人立ち向かっていく、大切な人たちや大切なものを守るために。
どんなものもそこにあればジャッキーは武器に変え,するりするりと攻撃をかわしていく。当時からというか以前からずっと変わらないカンフーの強さとスタントをこなすさまは今でも同じでいる。十年前も十年たった今も。 この頃からお茶目な演技がすでに目立って光っていたのだ。
クーンが事件に巻き込まれる中,ヒロイン・イレインもまた巻き込まれていき,災難が幾度となくふりかっていく。イレインの吹替えを戸田恵子さんが担当し,偶然にもイレインを演じるアニタ・ムイに気のせいかそっくりだ。ころあいをはかり,私達に笑いを呼ぶこともちらほら。
「レッド・ブロンクス」でかつてないほどの窮地に立たされる役をジャッキーは演じている。クーンのその後の快進撃が見所。あともう一つ,イレインとの最初のシーンもとても愉快である。それこそジャッキー映画の鉄則だ。
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by jd69sparrow | 2006-04-01 12:29 | 映画タイトル ら行

リトル・ダンサー

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 “♪僕は生まれたときも踊ってた 墓に入る時も踊る~”という感じの主人公の少年ビリーの行く末を暗示するような歌は耳に残り 物語が進むための羅針盤とも言うべきか。
 ビリーは本当に踊るのが好きなのだ。 男ばかりの家で毎日を過ごし、ただなんとなく日々を送っていた。 後にバレエに出会うことになる。 そんな少年のバレエに熱中してく様子がおもしろい。
 自分の気持ちを素直に踊ることで表現する、それは喜びであったり悔しい想いだったりとか喜怒哀楽に表されるのである。 特に喜びや踊ることの楽しさを体で表現するところはとてもいきいきしていて微笑ましい。 ちょっとおませで踊り好きの男の子なのだと思った。
 いうなればヒューマンコメディドラマだ。 ビリーとその家族の日常は基本的に静かなのだが,どこかおもしろい。 特にバレエと格闘する過程や踊ることが楽しくて楽しくて あるいは嬉しくて嬉しくてたまらないときのビリー。 
後半からはそのようなおもしろさだけでなく、感動的でバレエダンサーの卵から立派なダンサーとして成長していく主人公が、そんな中で壁にぶつかり悔しい想いをするけれど それをも乗り越えていく様子が第一の感動。
 第二の感動は父親と兄の心の変化とビリーへの想いが多く描かれる点である。 ないように見えて後半からだんだん見えてくる彼らの愛情に心打たれる。 後々それがわかればわかるほど、あるいは最初の時からの変化が大きければ大きいほど感動がより深まってくのである。 
ラストはとても美しくたくましく成長したビリーの姿がありとてもよかった。
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by jd69sparrow | 2006-03-10 17:24 | 映画タイトル ら行

レオン

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 裏の世界で働き、生きるレオン(ジャン・レノ)。 彼は与えられた使命をひたするこなし抜け殻のように心は空っぽになっていた。 そんな時、12才の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)に出会う。 家族を失い孤独なマチルダと裏社会の孤高でプロの仕事人レオンと二人の普通じゃないけど平穏な共同生活が始まる。
 影から気配もなく音もなく現れ標的を狙うレオン,狂人じみた悪役で どう見ても紳士の中の紳士のスタン(ゲイリー・オールドマン)の両者ともに同じ世界に住んでいてしかもかっこいい。 レオンは裏の仕事人であり感情のないようなイメージに見えるが人間味のある部分や普通に男としてのかっこよさ、そして時々見せる間の抜けたような表情がありおもしろい。 裏表がなく常に一つの直線の上を進むようにストーリーも展開していく。 一度に二つを交互に進行していく話もおもしろいけれど一つに絞って念入りに作られたこの映画もまたおもしろいのだ。
 ゲイリー・オールドマン演じるスタンは冷酷で非常な男、真上からのショットのシーンはとても根強く残っており,「レオン」を思い出すときこのシーンをまず思い浮かべる。
 レオンとマチルダがまるで親子のようにあるいは恋人どうしのように お互いがお互いに生きることの実感という良い影響を与えていく、ドラマ的な部分もおもしろいところならば 追い詰め追い詰められるところはサスペンスでこの緊張感もまたおもしろいところである。
 レオンは求めていたものを得ることができ、ある意味幸せなときを迎え、マチルダは新たな一歩を踏み出し、そして決意し成長する。 日が上り沈むようなラスト。

        
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by jd69sparrow | 2006-03-08 17:43 | 映画タイトル ら行

レジェンド・オブ・ゾロ

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漆黒の愛馬にまたがる黒いマスク、マント、帽子と黒ずくめの,民衆の英雄ゾロがアメリカの(メキシコ)大地を駆け巡る。「マスク・オブ・ゾロ」から約7年とい月日が流れた。 再びアントニオ・バンデラス(アレハンドロ/ゾロ)キャサリン=ゼタ・ジョーンズ(エレナ)マーティン・キャンベル(監督)、スティーブン・スピルバーグ(製作総指揮)などおwはじめとする実力派のキャスト・スタッフの方々による“映画人”が再結集した。 前回と大きく変わったのは主人公のアレハンドロこと“ゾロ”とエレナの関係。 夫婦で子供もいるということ。 設定でも10年、第1作目が公開してからもほぼ同じ分、時が過ぎているということになる。 ラテンの魅力を解き放ち,ちょっとスペインなまりの英語とセクシーさでツボをつかむバンデラスは、実際も結婚をしていて、役者であり父親でもあるという役により近い,というよりむしろ同じ環境下にあるので それが作品にも強く生きているのだと思う。 「レジェンド・オブ・メキシコ」のようなワイルドな役柄も演じつつ、「スパイ・キッズ」のような今回のこの作品と同じ、親子の絆がテーマの作品にも出演されているので“パパ”といイメージがついてきていることも確か。
 40代半ばで、こんなにもスタイリッシュな身のこなしができ、スタントにも挑んでいくというのはちょっとやそっとでできるものではない。 鍛えられた体を見ても若々しさがなおもみなぎっていのがわかる。
 ロマンチストが言うようなくさいセリフは西洋系などの外国の方々が口にすると、日本人からしても、外国の方々からしてもいいtころになってしまうだろう。 そんなセリフ」をバンデラスはさりげなく自然に表現している。 もう一つ、やんちゃ坊主さながらの童心が大人の男になってもあるというのは理想の姿・あり方の条件と言える。
 ゾロは人々を救いたいという強い責任感、家族を大切にしたいと願う心、さらに少年のようなところがあり、それは映画をより明るく快活なものにしている。
 ゾロとつながりのある人たちのほとんどはタフであることにまず驚き、特にエレナ、ゾロ(アレハンドロ)の息子ホアキンのデ・ラ・ベガ家は、「フルハウス」のターナー家を思わせるノリのよさとユーモアがおもしろいところ。 それによってだんだんと話が進むにつれて楽しさを増してくれる。ゾロの愛馬トルネードからホアキンにいたるまで。
 ホアキンは父親ゆずりのすばしっこさと力強さと、母親ゆずりの賢さを兼ね備えたジーニアスな10才。 ホアキンを演じるアドリアンくん自身も母国語のスペイン語だけでなく英語もすらすらというのはあるものの,日本人の子供が義務教育で英語を学んでも話せないケースが多いのに、こうもベラベラと話せるというのは敬うべきだと思う。
キャサリンが演じるエレナもまた前回よりパワーアップし、アクションシーンもだいぶ増えている。 ふわふわなドレスを着ながら、次々と技をクリーンヒットさせていくのはかっこよく,かっこいい女優を選ぶなら まずアンジェリーナとキャサリンは相場としてあげられる。 ヒーロー一家というか、格闘一家というか...
 人間味のあふれる英雄ゾロ。 キャンベルやスピルバーグがこだわったロケによりリアルなアクション、最後の決闘シーンは大がかりでダイナミックに表れている。 誰もが気持ちよく,それでいて満足できる結末を良ければ、古典的な仕上がりもまた良し。
 19世紀半ばの豪華な衣装、“カルメン”のような(というか実際に使われていると思うが)美しい音楽もこの映画らしさが100%出てて、ひのうちどころがない。 ツッコミどころがあるのも、アクションコメディ的なところも同じく。
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by jd69sparrow | 2006-02-20 19:59 | 映画タイトル ら行

ロスト・ワールド

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スティーブン・スピルバーグ監督の代表作の一つである「ジュラシック・パーク」,現在ではユニバーサル・スタジオのアトラクションにもなるほどである。 スティーブンと言えば、「E.T.」、「未知との遭遇」、そして「ジュラシック・パーク」シリーズ、そして今年はチャン・ツィー(「LOVERS」)、工藤 夕貴(「ヒマラヤ杉に降る雪」)、役所 広司(「ローレライ」)、渡辺 (「バットマン・ビギンズ」)など日本を代表する役者の方々が多く出演している映画を手がけているのだ。
 前作「ジュラシック・パーク」から4年、物語の中でも同じくらいの歳月が過ぎているようだ。 前作に引き続きマルコムをジェフ・ゴールドブラム(「インディペンデンスデ」)が演じている。
 主人公・マルコムはサラ(ジュリアン・ムーアが演じている。主人公との関係は同じ研究者仲間であり、恋人どうしといったところだろうか?)を始めとする小さな調査隊とともにジュラシック・パークへと旅に出る。 そこには何億年前も前の生き物である恐竜が唯一 生存する場所だった。 多少CGをつかっているかもしれないが恐竜の住む島は実に壮大である。 人間がまるで豆粒に見えるような世界なのだ。 そこへ大きな(別の)の調査隊が乗り込んでしまうのだった。彼らは恐竜を自分たちの利益に利用しようともくろんでいる。
 ある意味では人間と恐竜との闘いであり、サバイバルである。 恐竜にめった切りにされたり、食べられたりするのは当たり前のようだ。 しかし、一見 恐ろしい存在でしかないように思われる恐竜だが、そこだけを一点として見てはならない。 なぜなら人や犬や猫などと恐竜たちは生き物としての本能は同じだからだ。 だから 恐竜たちのとる行動の全てが悪ではないというのがわかる。 その点では特に考えさせられる映画だと私は思う。
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by jd69sparrow | 2005-12-20 10:45 | 映画タイトル ら行

ロード・トゥ・パーディション

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 「ロード・トゥ・パーディション 」。アカデミー賞俳優トム・ハンクス(「ターミナル 」…スティーブン・スピルバーグとタグを組んだ,実話にもとづかれた感動作。)、ポール・ニューマン(「ハスラー 」シリーズ)、ジュード・ロウ(「アビエイター 」…レオナルド・ディカプリオと共演した,ハワード・ヒューズの生涯を描いた作品)の3人が出演した アクション映画、アクションと言っても現代劇で見られるようなカーチェイスや主人公が走り回ったりするというわけではない。20世紀初頭のガンアクションである。   
シリアスである一方、ヒューマンであったり、コメディとまではいかないが笑ってしまいそうな明るい雰囲気などの様々なおもしろさがある。 この映画も映画の第一印象を良い意味で裏切る面白さがあると思う。 主として、主人公マイク・サリヴァンとその息子マイケルの物語であるが、どこかサスペンスチックな面も持ち合わせていた。 マイケルはまだ幼い子供だけど、その目でちゃんと父親の背中を見ている賢い子供であり、マイクは家族を守るために 裏の世界で力を尽くす人で、その世界においてはプロ的存在、それと同時に善き1人の父親だとよくわかるのだ。 とにかく 少しダークなトムがかっこいい!!
 時代設定が1930年代であり、映画の中でアメリカの都会の街が写されるシーンがある。この時代のアメリカは(全てがそういうわけではないのかもしれないが)現在とそう変わらない世界でこの時も時代の最先端を進んでいたのであろうと想像できるのだ。ビルが立ち並び、(私の思い違いでなければ)電車さえ普及されてたということがわかる。
 この映画でのジュードは冷酷で、主人公たちをどこまでも追いかける,悪役の一人だ。 悪役であってもやはり引き寄せられるというか、かっこいい。 たいていは正義の味方こそかっこいいとばかり思っていたが、最近では悪役も捨てがたいと思える。場合によっては悪役の方が一際
輝いている?ようにも取れる。
 マイケルの父親の役に立とうと小さいながらも努力をしている様子は見ていて微笑ましかった。 ラストはとてもすっきりしていて 感動した。
  
  
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by jd69sparrow | 2005-10-21 00:50 | 映画タイトル ら行

ラストアクションヒーロー

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 シュワちゃん主演の映画の映画のどれもがおもしろい。アクションものが多いシュワちゃんだが、たまにコメディに主演していたりして、目が離せない役者さんだと私は思う。 そんなシュワちゃんの主演作品の中で「ターミネーター2 」の次にテレビ放送が多いのが、以前に紹介した,「トゥルーライズ 」、そして今回この場で紹介する「ラストアクションヒーロー 」ではないだろうか。 
 「とても夢のつまった映画」というのが、この映画の第一印象だった。 というのは主人公のうちの一人である少年ダニーが憧れのヒーローの住む世界に飛び込んで、映画ならではのスリルを味わいながら冒険をするという内容だからだ。 幼い頃、「もしも お話の世界に入れたら...」、あるいは「自分が物語の主人公になれたら...」とよく願ったものである。 この映画の主人公の一人,ダニーもそんな想いを心に秘めた少年で、そんな子供ならではの純粋さがあったからこそ その想いが天に通じたのであろう。 そこに“夢”というものがあると私は推測する。
 この映画の中にはこの映画ならではの仕掛けがある。それは他ではないこと、つまり他の映画の人気キャラクターが登場するのだ。 しかも思いにもよらない、意外なキャラクターである。
もう一つ、あげるならば 映画の世界と現実世界との行き来。 そして 主演する役者さん本人が製作総指揮をつとめるという点(私がこのケースを知らないだけかもわからないが)。 そう、この映画では主演であるシュワちゃんがその製作総指揮をとっているのだ。 監督と主演をつとめる役者さんのケースがあるのは耳にしていたが、製作側に役者さん本人が携わるというのは初めて知った。
 映画館の館主ニックは隅におけない登場人物だ。 この物語の鍵をにぎる人物である,ニックはとても可愛い。 そしてダニー少年に希望をあたえる人物の一人でもあるからである。
 単純明快なストーリー展開が、何度見ても,観るモノを楽しませてくれる。 シュワちゃんの例の決めセリフをお見逃しなく!
 
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by jd69sparrow | 2005-10-08 00:38 | 映画タイトル ら行

レモニー・スニッケットの世にも不幸せな物語

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 コメディ映画の奇才ジム・キャリー主演の不思議な物語。 2時間にも満たない実写映画としては やや少なめな時間だが、とても興味深いストーリーだ。 まさに物語の世界そのもので 絵に描いたような世界、例えるなら水彩画であると思う。
 ヴァイオレット、クラウス、サニーの3人兄弟に次々と“不幸せな出来事”がふりかかるという内容。 邦題を見て察する方が多いのではないかと思いますが、この「レモニー~」の世界観は某スペシャルドラマのよう。 不思議で、謎の多いことがたくさん、それは3人を取りまく登場人物達にももちろん言えることだ。
 ジムの役への気合いは目を見張る。彼の主演作品は主にコメディ物であるが多いが、もちろんそれだけにとどまらないの彼の魅力の一つで、ヒューマン系への出演も印象深いものがる。例えば「マジェスティック」がそうと言える。 驚いたのは彼の即興のすごさと言ったら、もう! ただ用意された台本どおりに進めるのではなく、俳優自身って自由なもの。 このようなケースはこの映画のほかないのではないか。 この映画でのジムはとても楽しそう。 私は映画館にではなくDVD化されてからはじめて「レモニー~」を見たのだが本編から特典映像にいたるまでおもしろい☆ DVDなどでメイキング映像を本編と共に見ると見方が違って思えるのがよくわかるだろう。 ジムもまたカッコいい役者さんであり、実力的にもトップクラス。そんな彼が演じるオラフ伯爵は全編通して、格好が変わり それを見ているだけでもかなりおもしろいのではなかろうか。 先ほども言ったようにジムの即興でセリフをその場で作り上げるという才能はやはり注目すべきだ、そして これからの彼の主演作への期待が高まるばかりである。
 3兄弟一人一人の才能にも驚きであるが オラフ伯爵はそれ以上。 悪役なのに見ていると 不思議と好きななれる、そんなキャラクターだ。 オープニングの雰囲気で物語が進行するばかりではないのがよくわかった、それは映画が始まってほんのひとときの間の印象ということなのだが。 前半からとても強い印象を受ける、それと同時にこの物語には何か裏があるのでは?というふうなイメージを受ける。 ジャンルはブラックコメディといったところだろうか。
子役の三人がとても可愛いと個人的に思う。
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by jd69sparrow | 2005-09-28 03:10 | 映画タイトル ら行