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エンド・オブ・デイズ

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 かの予言者ノストラダムスは1999年の終わり,2000年を迎える前に地球は滅びると予言したという。 そのため1999年の大晦日に何か恐ろしいこと,不吉なことが起こる,あるいは本当に予言どおおりのことが起きるのではないかと考えた人も少なくなかったのではないだろうか。そういう話あってかまさに一年の終わりの日“エンド・オブ・デイズ”に事が起こるというのがこの映画が特に大きく取り上げているもの、というかこの映画そのものだ。
 1999年も終わろうとしていた頃、サタンは音もなく,密かに地上に君臨した。 サタンの野望は自分と夫婦(めおと)となるためのその相手を求め,新しき世界を地球に築きあげることをもくろむ。 それを阻止するために多くの者たちが立ち上がった,その中にジェリコ(アーノルド・シュワルツ・ネッガー)その人もいた。 選ばれし女性・クリスティーヌ(ロビン・タニー)はジェリコのに魔の手から逃げる死闘の戦い(サタンとの対決)が始まる。
 銃を打ち続けてもびくともしないサタン、クリスティーヌの目に映る気味の悪い幻覚,見るもおぞましいサタンに結びつく手がかり。ここで描かれる現実じたいが恐ろしい悪夢にしか思えない。ホラー・アクションである。 いつもマッチョな体をフルに使ったアクション・ヒーローのシュワちゃんは今回,とってもワイルド。 シュワちゃんと言えば、「ターミネーター」でのスタイルがわりと定着している(私の中では)のだが、「ジュニア」という例外的なものもあり ほぼアクション一本で通ってきたような役者がコメディというのもある意味で滑稽に見えるけれど受け入れやすい。 そしてこの作品での野性的な人物像はシュワちゃんじたいのイメージにあてはまっていて,その後ではこんなイメージも時折見受けられるようになった。
 今回ではそのキャラクターもサイボーグや家庭的な頼れる父親から,筋肉とかは特に強調することなく アメリカという国の持つ黒っぽさに近いようであり,ルックスだけでなく内面にも野性的なものがあるようである。
 サタンに媒体として一人の男(ガブリエル・パーン)を選んで一体化し(男の肉体を完全に支配し),サタンが自らの世界に広げるため,選んだクリスティーヌのまわりでは怪事件が起きる。 無惨にもサタンの魔の手にかかった者の成れの果ては目を閉じたくなるほどのものだ。 サタンが人間の器に入り、何度倒しても立ち上がり復活する姿もまた中々グロテスク。 ところで、サタンを演じた俳優のこと、何か見覚えがあると思っていた,というか初めて目にした感じがしなかった。 最初思ったのはアル・パチーノとどこか似ているということ、しかし明らかにパチーノではない。 なんと「仮面の男」で特にジェントルマンで,王に仕えたダルタニアンを演じた,ガブリエル・バーンではないか! 今回の話でのサタンという悪役であり,どの映画でも恐れられるけれど サタンは惹かれるものがあって,このバーン演じるサタンもまた然りである。今回のサタンは紳士的な感じが漂う。
 何も知らずに世紀末のカウントダウンを楽しむ民衆の一方で 地獄の門が開け放たれようとしていて,それは悪魔対人間というという とうてい人がかないそうもないと思われる,死闘の戦いだけれどジェリコとクリスティーヌはサタンとサタンの支配下にある,かつての仲間たちを相手に必死の抵抗と戦いに挑んでいく。
 時が刻一刻と迫り,最後の瞬間にどんどん容赦なく近づいていく中、クライマックスにピッチがかかっていく。 悪魔に追いかけられる恐怖はとてつもない、その悪魔に打ち勝つのはもっととてつもなく,先にあるのは光あるものだ。
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by jd69sparrow | 2006-05-31 18:54 | 映画タイトル あ行

New James Bond

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 とても気になった作品があったのでここで紹介。 映画史においても長い歴史を持つシリーズ「007」。 今までにショーン・コネリーやつい最近までではピアース・ブロスナンが演じていたことで多く知られているこの作品、今度の新作「Casino Royale」でダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるようだ。 イギリス出身(というかイギリス人?)がボンドとして選ばれてきたということでオーランド・ブルームなど他にも何人か次のボンド役というウワサも一部であったよう。
 今回のボンド役に抜擢されたクレイグは、金髪で少しマッチョというかかなりたくましく長身。 金髪というのはちょっと珍しい気がする。 新たなセクシー&ワイルドなボンドである。
 公開はいつになるのかよくわからないけれどこれもまた期待度は高いことだろう。 “~代目ボンド”というふうに何代にもわたって一人の人物を違う役者が演じていくというのはそれぞれ味の違うボンドが,「007」が味わえるわけである意味で伝統的。 
 「007」シリーズはまだまともに見ていないが、ショーン・コネリー版とか,初代から最近のものまで,特にショーン・コネリー版がテレビで放送して欲しい。
 ともあれ、新しいジェームズ・ボンドに大いに期待したいと思う。
 

Crick here!「CASINO ROYALE」
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by jd69sparrow | 2006-05-28 00:37 | インフォメーション

1th Anniversary!!

 正確には一年と一日ですが、おかげさまでこのブログも一周年を迎えることができました! 一年経った今もこうして続けられていることが自分で言うのもなんだがすごいなぁと。 これも当ブログに遊びに来てくださった方々あってのことだと思っておりますm(_ _)m ありがとうございます!! これからもできる限り映画についての情報、批評・感想などをお伝えしていこうと思うしだいです。 映画の話題を中心に更新していきます、たまに映画からだいぶズレたりしますがそこは気にせずにお願いします。 少しでも多くの方々にそれぞれの作品の魅力を語り、おもしろさを知っていただけるよう,そしてこれを目標に頑張ろうと思います。また、皆様の映画を見る際の参考になれば幸いです。 
 今までにたくさんの方々によるコメントやTBをしていただきとても嬉しいです。 (※それからもう一つ、作品の批評などはネタばれの部分が多めになってしまうことも多々あると思うのであらかじめご了承ください)。
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(☆よろしければこちらからもどうぞ→)
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by jd69sparrow | 2006-05-27 23:37 | インフォメーション

好き好きバトン

サナダさんからいただいた「好き好きバトン」やってみたいと思います!
(*映画から離れますがそこは気にせず。)
ではでは。

1.好きな「寿司ネタ」は?

  赤身のまぐろ、納豆巻き!


2.好きな「車」は?

  自転車と休日の朝と昼下がりのガラガラの電車。


3.好きな「寝相」は?

  うつ伏せも良いけど横向きの姿勢が良いです。

4.好きな「お笑い芸人」は?

  ぐっさん、桜塚やっくん、オリエンタルラジオ(あっちゃん)、まちゃまちゃ…etc


5.好きな「スポーツ」は?

  特にこれと言ってないですが(観るという点では)サッカーなど。

  
6.好きな「都道府県」は?

  京都、沖縄、あと愛知の名古屋もなかよいですね。
 京都は赴きがあるし歴史を知ることができる場所がたくさんあるし(名古屋も然り)、
 沖縄はなっといっても海!本島以外の島も好き。

7.好きな「地方のおみやげ」は?

  赤福、八つ橋、抹茶プリン。 赤福はどこか旅行行く度に買ってます。

8.好きな「料理」は?

  麺類ならほとんどどれでも好きです、海草やきのこ類などを使ったものなど。
 どちらかというと和食派です。


9.好きな「番組」は?

  大河ドラマ、旅番組、大自然とかのドキュメンタリーもの、頭つかう系のもの。

10.好きな「漫画・雑誌」は?

  漫画は「スラムダンク」、「ワンピース」など、雑誌はロードショーとかスクリーンなど。

11.次に回す人は?

 どなたかよろしければ。
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by jd69sparrow | 2006-05-25 16:17 | バトン

Pick up New Movies!

●「X-MEN ファイナル ディシジョン」(原題「X-MEN The Last Stand」)
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 シリーズ第三作目「ファイナル ディシジョン」。 今回もヒュー・ジャックマンやハル・ベリーなどの面々がそろい、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ以来,「ダ・ヴィンチコード」に続き(少なくとも)日本での公開二作品目となるイアン・マッケランも出演している。 三作目で興味を持つというのも変な話かもしれないがこれは(私の)期待作品の一つである。 最終章である第三作目ではクライマックスを迎えるとか。 ワイルドなジャックマンをぜひとも大スクリーンで見てみたい。 公開は9月頃とのこと。                                                         
  
  Crick here! 「X-MEN ファイナル ディシジョン」


●「TRICK劇場版2
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 山田&上田のコンビ再び! ドラマでも続編が作られさらには劇場版でも続編が作られた。今度の話は関東沖合いにある小さな島が舞台。 今度はどんな事件が待っているのか?! 
二人のコントのやりとりはもちろん堤 幸彦独自の不思議な世界も見所。 そして矢部のズラ疑惑(笑) (毎度おなじみのサブキャラクターも登場。)そしてそして山田と上田の二人の関係には進展があるのかどうかも気になるところである。 公開はなんと6月10日より。

Crick here! 「TRICK劇場版2」 


●「トランスポーター2
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 任務は絶対遂行、依頼品は開けずに何も聞かずにだまって運ぶ。 フランク・マーティンはプロの運び屋、先日日本にも来日を果たしたジェイスン・ステイサムはクールな俳優だ。 「ミニミニ大作戦」でもクールなステイサムだが今度はどんなクールな演技を見せてくれるのか。 
 フランクの敵はダークで冷酷な殺し屋ローラ、フランクとローラの闘いが今回の見所となるだろう。 6月3日公開!!

Crick here! 「トランスポーター2」 


●「ワイルドスピード X3」(原題「THE FAST AND THE FURIOUS:TOKYO DRIFT」)
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 スピード狂たちが勢ぞろいの「ワイルドスピード」シリーズもついに第三弾! しかもどうやら舞台となるのが日本の首都・東京というのだから驚きである。 これまでにハリウッドの映画作品の舞台が日本になったことがあっただろうか? いずれにしても滅多にないことには変わりないだろう。 そして日本人の女優さんも出演している、キャストも新たに「ワイルドスピード」の新しい伝説が始まる。 ストーリー、どんなかっこいい車が出てくるかも期待大。 公開は初秋である。

Crick here! 「ワイルドスピードX3」 


●「ゲド戦記
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 スタジオジブリ最新作!! 今度メガホンを取るのは宮崎吾郎監督だ。 宮崎監督はもともと建築サルトだったとのことである。 声の出演には主人公には岡田准一ほか、「もののけ姫」で既に出演を果たしている田中裕子や小林薫も出演している。 原作はアメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンである。 釜じぃでおなじみの菅原文太も出演をしており,これだけでも注目である。 感動ファンタジー巨編「ゲド戦記」の原作はシリーズとなっている。 こちらもチェックしてみたいところ。 7月に公開。

Crick here! 「ゲド戦記」 
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by jd69sparrow | 2006-05-24 21:17 | インフォメーション

ピンクパンサー

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 「ピンクパンサー」には実写版とアニメ版があって それぞれ設定やらストーリーやらが異なっている(以前の作品やアニメ版を知らないのでよくはわからないが)。 そもそも実写版では“ピンクパンサー”とは宝石の名前で宝石ピンクパンサーをめぐる事件をクルーゾー警部が追求していくという(のがストーリーの)コンセプトが主流となっているよう。 「ピンクパンサー」には多くのエピソードがありシリーズとなっているが最初の方ではチャールズ・リットン卿こと怪盗ファントムが主人公であって、クルーゾーはあくまで脇役に過ぎなかったが(例えるなら「ルパン三世」の銭形警部の位置といったところだろう)、彼のキャラクターはとてもおもしろいもので後に主人公にまで昇格するほどの人気ぶりというのはファンの間ではとても有名な話であろう。 
 大人気の「ピンクパンサー」がキャストも新たにリニューアルして復活したのである。 先ほど触れたピンクパンサーが宝石だということも今夏の映画を知ってから初めて知ったのわけで,以前までは「ロジャー・ラビット」のように実写とアニメが合わさったもの,つまりピンクパンサーという豹だけがアニメになっていてピンクパンサーが実写の中を自由自在に歩き回るような話だと思っていた。
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 今回の映画ではピンクパンサーはオープニング・ムービーのアニメーションで登場。 さて、キャストには豪華な顔ぶれが揃っている。 まず,ピーター・セラーズ(右・写真)が扮し,長い間愛されてきたクルーゾーを引き継いだのはセラーズと同じく,コメディアンのスティーブ・マーティン,クルーゾーの上司ドレフュス警視にはケヴィン・クライン,新たなキャラクターとして登場したクルーゾーの良き相方ポントンにはジャン・レノ,さらに歌姫ザニアをビヨンセが演じている。 あと、冒頭で気のせいでなければ「トランス・ポーター」のジェイスン・ステイサムが少し顔を見せており,カメオ出演している大物スターとのこと 見覚えがあるのだが名前が思い出せない。 これは勝手な推測に過ぎないが“006”というのが何かのヒントなのかもしれない。 そんなわけで新生「ピンクパンサー」キャストが形成されている。
 フランス一のアホな警官がいた、その名はクルーゾー。 ピンクパンサーの持ち主のサッカーチームのコーチ,グリュアンが何者かに殺害され同時にグリュアンが持っていたはずの“ピンクパンサー”が消えていた。 警察はグリュアン殺害事件とピンクパンサー盗難事件の捜査を開始、そこでドレフュスは名誉を我が物とするために無能な警官を利用することをもくろも、その無能な警官こそがクルーゾーなのだ。 上司から命をうけ警部に昇進したはポイトンと共に捜査を始める。
 やっぱり作品のおもしろさはクルーゾーの迷捜査ぶりにある。 クルーゾーがいくとkろおには彼が何か行動を起こすたびに見ず知らずの人にまで騒動に巻き込まれていくわけで、人々のすっびよう、クルーゾーのボケようには笑いが止まらない! クルーゾー自身にもそれは降りかかってくるのだからおもしろい。 いくらドジふんでもクルーゾーじたいは大マジメ(そうでなくてはおもしろくないけれど)。 最初から最後までギャグ満載のマーティン版「ピンクパンサー」は「無意識無責任」というのが特徴らしい。 
 前半、ほぼ的外れな捜査をするクルーゾーだが最後にはぽんぽんと事件を解決してしまうのがクルーゾーが主役「ピンクパンサー」の流れのようだ。
 ギャグが大半をしめるけれどクルーゾーとポントンの信頼関係もできてくるというドラマ的要素もちゃんと組み込まれている。 また、クルーゾーとポントンの最後の方に用意されているクライマックスのさなかでの,潜入の様子はおもしろいものでそこで特におもしろいのが、「レオン」での(ジャン・)レノでは想像できないくらいおもしろいというか良い意味でおかしいところである(これはきっとかなりレアなシーンだ!)。
 間抜けなクルーゾー警部だけれど愛らしくお茶目なところ彼の魅力でありズバッと決める後半のシーンはかっこよかった、でも終わりまで笑いどころを忘れないのがこの作品の,シリーズのみそ。 続編も作って欲しい。
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by jd69sparrow | 2006-05-23 20:54 | 映画タイトル は行

ワイルドスピード×2

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 あのスピード狂たちが帰ってきた! マイアミのストリートで夜,スピード狂たちが集結しド派手にストリート・レースが行われる。 主人公はもちろん前回に引き続きブライアン(,演じるのはポール・ウォーカー)、他にはテズというブライアンの頼もしい中もも再登場。 今回新しく,ストリート・レース仲間として女性ドライバー スーキーとブライアンの幼馴染みで相棒となるローマンが加わる。
 ストリート・レースをする者たちの間で今やエースでありトップに君臨し、ヒーローとしてあがめられているブライアンがひとたびストリート・レースに現れるとストリート・レーサーたちは騒然とし,緊張感が彼らの中で走り盛り上がりが増すのだ。 ブライアンの走りは天下一品!(ドライビング・)テクもお手の物。 彼の走りはまさにクールでクレイジーといえよう。
 以前刑事だったブライアンは被疑者を逃したこと 警察を裏切ったことで刑事をクビになった。「今までにしでかしたことをなかったことに,また帳消しすることを条件に警察が追っている事件の犯人逮捕の協力をして欲しい」という警察の要請を受け、相棒にローマンを選び潜入捜査をすることになった。
 最初はいがみ合っていた二人だが徐々に昔から培ってきた友情を取り戻し タッグでコンビネーションする連携技を復活させ力を発揮していくのである。 二人が力を発揮したとき,誰も彼らを止められない! 向かうところ敵なしという感じで味方さえも欺く、それは頭脳プレーだったり 多くの仲間たちからの信頼を得ていてこそ。 まさかまさかの展開がすごくおもしろいのだ。
 だからただ車のかっこよさやスピードを競うだけがこの映画のおもしろさではない、しかしもちろん、スピード感がびんびんなのもよし、彼ら(主人公たちをはじめとするストリート・レースのレーサーたち)のテリトリーでの腕の見せ所や前回より大胆ななドライビング・テクニック・アクションもおもしろいし、好きな人は特に観て熱狂することだろう!! スートリーじたいも一段とおもしろく、見ごたえあるものになっており,最高だ。
 文字どおり 出てくる車一つ一つが“ワイルド”“スピード”でマイアミで駆け抜ける。 びっくりもあるしなんとなく笑えるところもあり刑事ものでよく見られるようなシリアスなところもあるのでストーリー性にも重点が置かれている。 ブライアンとローマンの技の数々は最後まで見逃せないし,見逃してはいけないと思う。 二人は親友とも悪友とも言えそう。
 
 (どうでもいいことかもしれないが悪役でエンリケ?というブライアンと途中2ショットになるブライアンやローマンたちが追っている犯人の手下が外国人・芸人コンビの塩コショーの一人にそっくりだと思ったのは私だけだろうか。)
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by jd69sparrow | 2006-05-22 00:03 | 映画タイトル わ行

天使にラブソングを2

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 売れないショーガールだったデロリスはマフィアの手から逃れルイジアナの修道院に逃げ込んだ。そこの修道院は他と変わらなぬ聖なる場所で慎ましさのあるところ、しかしピンチに見舞われていた。 そこには聖歌隊があった、デロリスは修道院を救うべく-追っ手に追われつつも-聖歌隊を見違えるような立派でモダンなものへと成長させていく。その成功によりデロリスは長年の夢を果たす。
 それから少したった現在、彼女のもとに救いを求めにかつての仲間達が舞い込み,今度は「シスター達が教師となっている学校を救って欲しい」というもの。デロリスはそれを引き受け,音楽クラスを持つこととなり,生徒たちを元気に美しく舞う(音楽の)蝶へと成長させるために音楽を教えることに。 生意気な生徒たちに四苦八苦しながらも学校のため,生徒たちのため,仲間達のため,そして自分のためにまっすぐ突き進んでいく。
 ウーピー・ゴールドバークとマギー・スミスの再共演である。 ウーピーのパワフルな歌声が再び響き渡る。 今度のデロリスの教え子たちは音楽センスがあり,実力をそれぞれが持ちながらもツボミのまま太陽に向かって大きく花開こうとせずにいる高校生たちである。 生徒たちの歌声は美しく,強い可能性を秘めていて そんな彼らの可能性と才能をデロリスはどんどんと引き出していくところが見所。 雑音に等しかったものがやがて少しずつハーモニーへと変化していくのを見ていてことらも応援したくなるし、楽しめる。
 生徒の主役になるのはリタ,そのリタと共にデロリスが結成させた聖歌隊のメインとなり,クラスのメンバーを自分たちの歌声で率いていくことになるアニマルは特に輝かしいもの。 こう言ってはなんかもしれないし差別になるかもしれないがアフリカ系アメリカ人たちは歌が飛びぬけてうまいしこの話には歌のシーンが何度かあるけれどそれらの歌のメインはこれらに他ならない。私はそう思う。
 デロリスという人物はファンキーでおもしろい。 たくさんの話,映画にはいろいろとおもしろい人物が登場するけれど彼女ほどおもしろい人物というのもそうはないし、ウーピーといえば「ゴースト ニューヨークの幻」でのどド派手な占い師?の役も脇役ではあるけれどしっかりと記憶に残る人物だ。
 こんなにおもしろい人物の物語を「2」で終わらしていいのか?! ちょっと期待を持てたりする今日この頃である。
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by jd69sparrow | 2006-05-20 19:30 | 映画タイトル は行

リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い

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 1899年、19世紀末のヨーロッパの地に超人たちが集結した。 彼らはみな文学史上に残された名作の数々から出た主人公などの登場人物たちだった(例えば「ドリアン・グレイの肖像」からは主人公ドリアン・グレイというふうに)。 冒険家のウォーターメイン、ドリアン・グレイ、吸血鬼ニーナ、ネモ船長、透明人間スキーナー、ジキル博士とハイド氏、そしてトム・ソーヤ。 ほとんどの人物が名前を聞いただけでその作品がわかるような人物ばかりだ。
 主演は英国の名優ショーン・コネリー(ウォーターメイン役)、謎の人物“M”にリチャード・ロクスバーグ(ロクスバーグ出演作を見ると彼はいつも悪役で味方の役というのはめったにお目にかかれないというか、まだ いまだに見たことがなく,悪役で彼が出てくるのは定番であるのではと思ったほどだ)、「クイーン・オブ・ヴァンパイア」(原題「呪われし者の女王」)であの,現代に生きる,レスタトを演じたスチュワート・タウンゼントが美男子ドリアン・グレイを演じている。 さらにはジェイムズ・フレミング(「スナッチ」など)という英国のイケメン俳優がジキル博士とハイド氏役で出ていたりとかジャンルのさまざまの役者陣である。 
 謎の男“M”に集められた超人集団一行はヨーロッパ各地で悪事を働いているファントムという男を倒すべく任務を命じられ戦いの旅へと出る。
 この映画の登場人物たちはよりどりみどりであり、一人一人が一筋縄ではいかないつわものなのだ、見せ場はそれぞれに用意されている。 もちろんジキル博士とハイド氏の変化にも注目であるが、ネモ船長の強さに今回特に目をひいたといか驚いた。 単なるサポート役ではないのであって彼も一戦であり、戦いぶりは中々かっこいい。
 めぐるめく場面展開は観る者の興奮を冷めさせない。 7人(いや、8人というべきか)の戦士たちの戦いのさなかのショットはどれもかっこよく,目に焼きつくようである。
 この映画のポスターが絵の具のようなもので力強く描かれているように映画そのものもまた同じ強さが多く見受けられる。
 ショーン・コネリーはこの作品が最後の主演(出演?)作という。 「小説家をみつけたら」のようなおとなしい作品への出演もありば「007」の(初代
かな?)ジェームズ・ボンドというハードボイルドなものもあり、いろいろだがその最後をアクションとアドベンチャーの二つが合わさったこの作品で飾るというのはコネリーらしいかったのだと思うし、観る側としても嬉しいし きっとコネリー自身にとっても嬉しいものだっただろう。
 異なった作品のそれぞれからその人気のある登場人物が集まりそこに新たな作品がこうやって実現するというのはなんて楽しいことなのだろう、こういったものをたまにでも作って欲しい。
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by jd69sparrow | 2006-05-19 10:58 | 映画タイトル ら行

ドラキュラ

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 ヴァンパイアの原点,ブラム・ストーカー原作の「ドラキュラ」が今 この世に再び蘇る。 吸血鬼の父ともいうべきドラキュラ伯爵は現実に存在されたとせるドラクルという男がモデルとされていうるようだ。 実際にこの映画にててくるドラクルの登場,そしてその生き方は世に知られるどらクルにまつわる話と一致する。 “ドラキュラ伯爵”のモデルとなった男がただの人間だったとしてもその冷酷で卑劣な生き様は吸血鬼という名のモンスターそのものだったのではないだろうか。
 映画というものは本を開きそのまま映画化したもの、つまり本の中に描かれた世界を忠実に表現しているのだ。 本棚の奥に眠っていたその本を開いてみるとなんとも素敵なものがあるという感じ。
 かすみがかったようなぼんやりとしてブタベスト ペンシルバニア,ルーマニア,ロンドン。 その景色はいっそう不気味さを増さしている。 これぞ吸血鬼の住む世界。
 想像していたものと「ドラキュラ」の世界はまるで違っていた。吸血鬼のイメージや性質じたいが違うのだ。 例えば吸血鬼は日の光でその身を滅ぼすがこの話では身を滅ぼすことない。
 何物もそうかもしれないが時代が新しくなればなるほど古くからあるものが変わってくるし、当然イメージも変わってくる。
 ドラキュラ伯爵を演じるのはゲイリー・オールドマン、ドラキュラ伯爵からみて天敵にあたるヴァン・ヘルシングを名優アンソニー・ホプキンスが演じている(ヒロイン・ミーナをウィノナ・ライダー、ヒロインの恋人ジョナサンをキアヌ・リーヴスが演じている)。 ドラキュラ伯爵がいるところにはヴァン・ヘルシングあり、原作を知らないゆえよくはわからないけれどこの二人の因縁の対決がいろいろな映画で見れる。 最初はでブラム・ストーカー原作の物語を忠実に再現するものだけでなく現代風に技術からストーリーまでアレンジされた,モンスター・アクション映画「ヴァン・ヘルシング」(ヒュー・ジャックマン主演)という全く新しいドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシングの戦いを描いたものもあるほど。 以前にはクリストファー・リー版「ドラキュラ」も作られたりして、それもまたおもしろいかもしれない。
 映画でのオールドマンは悪の化身 ドラキュラ伯爵、彼はたくましく,がっちりしたスタイルの紳士。 やはり上品なかっこよさだ。
 謎お多き映画だが中々面白い。 謎が多いものはその謎を残したまま幕を下ろす、そんな映画である。
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by jd69sparrow | 2006-05-17 00:29 | 映画タイトル た行