シャーロック・ホームズ: シャドー・ゲーム

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【あらすじ】
 ワトソン医師が挙式を明日にひかえた頃、既にホームズはジェームズ・モリアーティ教授を追っていた。 独身最後のワトソンのパーティさえも そのための手がかりに過ぎなかった。 世界各地で起こる謎多き連続殺人事件は証拠が残らずとも その黒幕がモリアーティであることを掴んでいたホームズ。 花婿介添人という大役を任されても頭の中は 事件のことでいっぱい。 結婚式を無事終えたワトソン夫妻をまたしても 事件に巻き込んでしまうのだった。 一度は解消した名コンビの復活。 実の兄、マイクロフトの手をかりながら,途中事件の鍵を握るジプシー,シムも仲間に加え,最大のライバルとも言うべき,モリアーティと闘う。

【感想】
 ※ネタバレ部分があるので ご注意を!

 花嫁を列車から川へ突き落とされても,その当人・ホームズを ほっとけないワトソンの相棒への愛情深さが印象づけられるところから物語は本格的に始動していく。 ホームズの奇抜な行動にはいつも意味があり,強い絆で結ばれた天才に信頼があるのがよくわかる。 頭脳明晰で格闘術にも長けたホームズを元・軍人として援護する姿は 実にかっこいい。 それが見せ付けられる場面の一つと言えるのが ホームズが一度モリアーティに捕まる場面。 モリアーティにも 同じく軍出身の銃の名手が手下がおり,ワトソンと一騎打ちとなるのである。 医師というイメージとはギャップのある元・兵士としてのワトソンに魅せられる人も少なくないはず。 銃一つとっても時代の変化が見え、ワトソンの持つモノも時代遅れと言われ、果たして勝ち目があるのか…と思いきやの 敵さえも 「反則だ・・・」と肩を落とす,ワトソンの反撃は コメディにも見えるが カッコいい。
 推理コメディアクションというべきだろうか。 その中に隠れ要素としてラブコメ的なものがある。 推理モノとしての 驚きの展開があって ホームズがコメディを体現しているところもあるからである。 ラブコメ…これは解説を読んで 「そう言われてみれば」と感じたことなのだが、ホームズとワトソンとの関係だ。 男同士のコンビとしての兄弟愛、その奥にはそれ以上のものが見えるのだ。 コメディの体現としてあげられるのが ホームズお得意の変装なのだが その一つ,ワトソンの新婚旅行中の際に乱入してきたホームズの女装…これに関しては ロバートのアイディアであり,その理由が 二人の 新密度を裏付けている。 これも解説者の指摘にあるのだが 挙式場面の ホームズの寂しげの表情は 可愛いものがある。 推理モノとして 結論が出てから それを踏まえて 改めて観るのも楽しいし、そういう名コンビ愛という面で もう一度・・・というのも 楽しいかもしれない。 ワトソンが列車に最初乗り込む時点で ホームズがちゃんと影をちらつかせているのが 面白いので注目。 
 物語の奥には一度見ただけではわからない、事件の謎の鍵やホームズがモリアーティの意表をつく一手を打っている場面があると思われるのだが その中には 物語の裏側にあり 観てもわからないであろうところもあるように思う。 それが 結論で初めて語られるにしても 二度目に観る時のは 見る視点が変わり,やっぱり面白いのではないかと思う。
 天才がいつも奇人であるかどうかわからないが、ホームズの奇人っぷりは とても魅力的である。 そうであるがゆえに ワトソンもホームズを ほっとけないし、ついていくのだろう。 奇人だけど、天才的推理力に格闘技にも強い。 きわめつけに 一見、滑稽に思えることにも必ず狙いや意味があり,結果につながるのだから。
 話は戻るがコメディとして 外せないのが ホームズが考案したという,迷彩服。 現在の軍の兵士が切るようなものではなく、忍者が身を隠すのに使うアレと同じ(現在の迷彩服もそういう意味はあるかもしれないが それ以上である)まわりの風景と一体化,溶け込むためのものだ。  それは 海底に泳ぐ 魚が砂の中からいきなり ぱっと現れてみせると同じくらい 突然である。 これは 一番オイシイところで 再度使われているので最後までお見逃しなく! 1世紀以上前のホームズが開発した迷彩服は 面白い。 何故なら 上下がつながったパジャマに見えるからであり,それが 似合うこと!! そんな道化的にも振舞うホームズだけど 事件を追う時,社交の場に出ると 立派な英国紳士となるのだから そのギャップにハマるファンも多いはず。 “落ちぶれた”と指摘される場面もあるけれど そう見せかけているだけかもしれない。 一種の趣味なのかも? その場面とは 冒頭にあたるのだが ホームズはセンスがあるのかないのか…どちらにしても奇抜で面白い。
 物語はモリアーティとの直接対決で終止符を打つわけだが シリーズとしては まだまだ期待できそうである。 最後の最後でホームズがとる行動は ワクワクさせるものがある。 最後に ひと笑い、だ。 ワトソンもそれにすぐに感づくのだから 流石である。
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# by jd69sparrow | 2012-03-11 21:27 | 映画タイトル さ行

ヒューゴ

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# by jd69sparrow | 2012-03-03 20:08 | 映画タイトル は行

アンダーワールド:覚醒

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# by jd69sparrow | 2012-02-29 23:06 | 映画タイトル あ行

トワイライト・サーガ『ブレイキング・ドーン』 -par1-

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# by jd69sparrow | 2012-02-26 23:30 | 映画タイトル た行

タイム in time

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# by jd69sparrow | 2012-02-24 18:18 | 映画タイトル た行

シティ・ハンター in ソウル

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<あらすじ>
 主人公イ・ユンソンは 幼い頃に 軍の特殊部隊にいた父親を仲間の裏切りにより,失った。 彼の父親にも多くの犠牲者が出たが たった一人生き残った元・大統領警護官である,イ・ジンピョがユンソンの父親代わりであり,大人になった現在,その事実を知らされる。 二人は ユンソンの父親を,その部隊にいた犠牲者たちの命を追いやった,五人の裏切り者を追い,復讐をとげる共通の目的があり,協力することに。 ユンソンは“シティ・ハンター”と呼ばれるようになり,標的を殺すことなく制裁をくだすべく,青瓦台(日本で言うSPの組織)を隠れ蓑に 五人をあぶりだしていく。 
 復讐の一方で ユンソンは青瓦台に新人・警護官としてやってきたキム・ナナへ密かに思いをよせ,ナナが危機に見舞われたとき,気づかれぬよう助ける。 ユンソンの復讐計画にからんでくるソウル地検のキム・ヨンジュ検事とは 恋のライバルであり,ある意味で協力関係にある。

<感想>
 日本のハードボイルド系漫画『シティ・ハンター』を実写化した韓国ドラマ。 オリジナル版がコメディとされているが,ラブコメ的な要素は控えめであり, 『プリズン・ブレイク』や『24』のような シリアス・アクション色が濃い。 今まで韓国ドラマと言えば、ファンテジーチックなラブストーリーやホームドラマのイメージが強かったのだが 完全に そのイメージが覆され,おそらくは 韓流ドラマ界において異色なものだろう。 アメリカの同ジャンルのドラマシリーズに引けをとらない,かなりクオリティの高いドラマと言える。
 主演は 『花より男子 Boys over Flowes』のイ・ミンホである。 ユンソン、ナナ、ヨンジュの三角関係は『花男』における道明寺、つくし、花沢類のものと 似ているし、人物像としてもそれぞれ共通するものがある。ユンソンは 銃を持った相手に 武器無しで立ち向かえる強さやクールな一面がある一方で,ナナの前では 意地悪で恋愛面では不器用なところが道明寺そのものだし、可愛くて憎めない魅力である。 ナナもつくし同様、男を投げ飛ばすような強さを持ち,負けん気も強いが 影で自分を支えてくれる“足ながオジサン”,ユンソンとは正反対なソフトで優しいヨンジュに対しては女の子らしい顔を見せる面もあり、やはり つくし に見える。 
 この作品のいての最大の魅力は ユンソンを演じるイ・ミンホのクールで大胆なアクションと恋に不器用なユンソンの可愛さだと思う。 ナナのことを思うも いつもライバルより一歩遅れてしまったり,想いを中々ストレートに表現出来ないのである。
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# by jd69sparrow | 2012-02-14 00:00 | ドラマ・その他

ベートーベン・ウィリス

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<あらすじ>
 音楽家としての夢が叶わず、公務員となったトゥ・ルミは 市の仕事の企画としてオケを結成することを任されるが 詐欺にあってしまい,楽団員に行き渡るはずの給料を失ってしまう。 一度は白紙に戻りかけるも、ボランティアとして 過去の職歴不問で募集をかけ,なんとか 寄せ集めで新たなオケを結成する。
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# by jd69sparrow | 2012-02-13 22:00 | ドラマ・その他

BEASTLY

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<あらすじ>
 主人公カイルは高校生。 キャスターの父を持ち,裕福な美青年だ。 カイルには欠点があった。見た目の美しさにばかりに こだわり、美しいものだけが世の中における勝ち組だと豪語する我儘な性格である。 皆にもてはやされるが、唯一人 敵視される人物がいた。それがケンドラだった。 彼女はいつもゴスロリ・ファッションを身にまとい、影で魔女とささやかれている。 カイルは そんなケンドラに傲慢な態度を崩さない。 彼女の怒りをかったカイルは ケンドラの呪いの魔法で 心の醜さを体現した”ビースト”の姿に変えられてしまう。
 呪いを解くカギは ”愛”。 一年以内に醜い姿のまま、愛することを知り,愛されれば呪いは解け、それが叶わず,腕に刻まれた呪いを示す花が全て開花すれば 永遠に呪いは解けない。 
 カイルに与えられたのは 己の心の醜さを知り、愛を学ぶことである。 呪いを掛けられ、カイルの脳裏に映ったのは 見た目より心の美しさを愛する,リンディの姿だった。 

<感想>
 『ビーストーリー』を一言で表すのならば、運命的な作品。 偶然が重なることで出会うことのできた作品である。 ディズニー映画で広く知られる,『美女と野獣』の現代版である。 もちろん、ディズニー版は個人的に もっとも好きなディズニー映画と言える。 だから この作品の存在を知った時、観ないわけにはいかなかった。本屋…本を通じて知ることが出来たあたり,不思議な縁を感じる。 
 作品のおおまかな設定は 新しい作り手たちによって考えられているオリジナルな面もあるが、基本は『美女と野獣』になぞられている。 それは “美女”と”野獣”の関係性から 意外なところまで行きとどいている。 ディズニー版との大きな違いと言えるのがビーストの力。 これも 解説にあるのだが 本作のビーストには 特別なパワーはなく ただ見かけだけが 醜い姿に変えられてしまったという点があげられるだろう。 個人的な第一印象としては フランケンシュタインや人造人間という あまりイイ印象ではなかった、しかし考えてみると現実にありそうなファッションのように思える。
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# by jd69sparrow | 2012-02-06 19:19 | 映画タイトル は行

麒麟の翼

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# by jd69sparrow | 2012-01-31 18:40 | 映画タイトル か行

きみはペット

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# by jd69sparrow | 2012-01-24 21:28 | 映画タイトル か行