世界~感じるということ~
人の数だけ世界はある。
地球は一つ。
人間の生きる世界はただ一つ。
だが、その一つの中に
さらに多くの世界が広がっている。
同じ風景も
二人の人間にはそれぞれ違って見える。
個人で考えてもそう。
仕事、学校、出先に家…
場所が違えば
その人の立ち位置も異なる。
会社のトップだって
普通に電車に乗れば,
一乗客。
モノを売る人間も
買い物に行けば消費者だ。
同じ屋根の下にいても
一人でいるときと
誰かといるときとでは
全然違う。
一人の世界でいるときは,
夢の世界のようで
家族や友人のもとへと戻ると
現実を感じたり,ほっとしたりする。
地球という一つの惑星にいながら
無限にある世界に生きているのは
実に面白い。
by jd69sparrow | 2010-08-05 23:01 | 詩