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無意味。

「誰が悪いか」だなんて、話すだけ無駄だと思う。

何が正しくて、間違っているのか…

それを判断するのだって

一人一人、違うのだ。


昨日 総武線で 七万人が足止めをくらった。

その発端となったのが

車内での携帯を巡るトラブルらしい。

それを観ていた乗客が緊急停止ボタンを押したそうだ。


これについて

2ちゃんねる で論争があったとか。

「誰のせいか」と。


しいて言うなら

携帯で話していた人に問題があると言えよう。


確かに電話をしている最中に

赤の他人から中断させられることに

腹を立てるのはわかるが、

そもそも電車の中で携帯電話を使うことが

電話を使うことが

いけないとわかっていながら

マナーを破っているのだから

電話の途中で注意されて中断させられても

文句など言う権利はないのだ。


発端は電話を使っていた本人、

七万人の足をとめたのは

停止ボタンを押した別の乗客。


でも、ボタンを押した人に罪はないと思う。

それにそのボタンを押した人の気持ちは理解できる。

いろんな人が誰に責任あるかを

問うけれど、

そんなのわかったところで 何になる?

当事者でも目撃者でも被害者でもない私が

言うのもなんかもしれないが?


鉄道会社の対応が悪いとか

ボタンを押した人が悪いとか、

いろいろな意見がある。

でも、その媒体となったのがネット上。

ネットなら好き勝手なこと、偽りでさえも言うのは

簡単だ。


しかし、なぜ人はそう

「誰かのせい」にしたがるのか。

確かに足とめをくらい、

頭にきたのは その鉄道でその時間に居合わせた人なら

わかるのだが…


鉄道会社だって

私たちだって同じ人間だ。

完璧を求めてはいけない、完璧な人間も会社もないのだから。


一番思うのが

人のせいにする以前に

私たち自身がそういう揉め事や

マナーを無視して携帯電話を車内で平気で

使うやつらを野放しにする環境を作ってしまっていることに

大きな問題があると

気付くべきである。

私もその一人ゆえに誰かを責めることなど出来ない。


だから「注意したら、逆ギレされる…揉め事を起こすのは面倒だ」

などと考えることが こういうトラブルの

引き金になるのだと思う。

もちろん、携帯電話を使ったりなどする人がいけないのだが。


年の功とか

よく言うけれど私は若くても人を注意するのに

値すると思う。

なめられるって思われがちだけど

そんなこと どうだっていい。

注意される方がいけないのであって

注意する方は、間違ったことはしてないのだから

臆する必要はない。


逆に。

年齢の若い人に注意されることに恥じるべきである。

例えば、若者が年配の人に注意するならば

注意された方は、

「自分の方が年配で先輩なのに、後輩に注意されるなんて恥」

と考えるべきなのだ。


だから今回、ボタンを押した人

注意した人も勇敢だったと思う。


起こってしまった過去をとやかく言うのは

車内で揉め事を起こすことより

たちが悪い。


そして…何人かに一人が

電車で携帯電話を使うなどのマナー違反をする時代です。

七万人もいたら「人のこと言えない」立場の人もいそうなものだ。

自分のことを棚にあげて

人のことばかり言ってんじゃねーよ。

他にも車内で化粧したり、

音楽の音漏れに気付かない人とか

いろんな人がいて

同じマナー違反を否定する筋合いあるのかって思うよ。

電話しなくても そういう迷惑者など

大勢いるのだから

この論議をすることに違和感を感じる。


不満の言い合いなど

身内に話すくらいにしとけよ。

ネットに書くのは卑怯だ。

『誰が悪いか』なんて考えるのは

自分の頭にしまいなよ。

by jd69sparrow | 2010-12-10 05:39 | 独り言。